著者
釘宮 理友 田辺 友希 日比 博久 熊谷 重則
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.41-47, 2010-03-20 (Released:2012-04-26)
参考文献数
5
被引用文献数
1

唇の色はヘモグロビンとメラニン量により影響されることが報告されており,唇は医学的に皮膚由来の構造と口腔粘膜由来の構造を併せ持つことが知られている。とくに,口腔粘膜由来の毛細血管は唇の表面近くに存在して唇を赤く見せている。そして毛細血管の状態は加齢とともに変化し,くすむことが報告されている。しかしながら,これまでに上唇と下唇の赤みの違いについて議論されたことがない。本研究では,上下唇の色について調べることで,年齢によらず下唇のほうが赤みは強いことがわかった。また,上唇と下唇の色の違いがどのような印象を与えるか,唇の色を変化させることにより調べた。その結果,上唇と下唇の色の差が印象に大きな影響を及ぼし,上唇と下唇の色をそろえると,自然で若く健康的な印象を与えられることがわかった。MgTubeを配合した口紅は,上下の唇の色を合わせることができ,また,薄付きの口紅においては干渉パール剤を併用することが効果的であることがわかった。これらの結果により,われわれは新しいメイクアップ法を開発することができた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (5 users, 5 posts, 29 favorites)

・唇は加齢と共に血流量が低下し唇の端から色がくすむ ・上唇より下唇の方がヘモグロビン量が多く、逆に上唇の方が下唇よりもメラニン量が多い、この結果どの年代に於いても下唇の方が上唇よりもより赤く鮮やかに見える ・上唇の赤みを下唇と揃えると自然に見え若々しく見える https://t.co/xyBGRuwfBy https://t.co/LBSYx8EfwR
Pesquisadores japoneses estudaram a diferença de coloração entre os lábios superiores e inferiores. E... https://t.co/8x1o9FfNub
唇(2): 水分の蒸発を防ぐバリア機能は格段に低く、上唇と下唇の色をそろえると、自然で若く健康な印象になるらしい。ご参考ください。 http://t.co/EfrIfFnS http://t.co/GfmM3KKg

収集済み URL リスト