著者
坂野 裕洋 朝倉 淳弥
出版者
人工炭酸泉研究会
雑誌
人工炭酸泉研究会雑誌 (ISSN:13442279)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.73, 2019 (Released:2019-07-19)

【緒言】炭酸泉浴は、古くから鎮痛を目的に行われている慣習的な水治療法のひとつであり、含有成分である二酸炭素(CO2)が皮膚を透過し、末梢組織に特異的作用を引き起こすことが知られている。しかしながら、炭酸泉浴の疼痛抑制効果については科学的根拠が乏しく、炭酸泉に含まれるCO2 濃度の違いが治療効果に与える影響についても不明である。そこで本研究では、人工炭酸泉浴の疼痛抑制効果にCO2 濃度の違いが及ぼす影響について、侵害刺激に伴う中枢性感作を指標に比較検討した。

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