著者
小野 雅司 登内 道彦
出版者
日本生気象学会
雑誌
日本生気象学会雑誌 (ISSN:03891313)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.147-157, 2014 (Released:2014-03-28)
参考文献数
24
被引用文献数
2

我々は気象庁の協力を得て,国内 6 都市(気象台)において 2007 年より黒球温度の連続観測を行い,WBGT(湿球黒球温度)を算出,ホームページより公開してきた.これらの観測データを元に,黒球温度,湿球温度を使わず通常気象要素のみにより WBGT を簡便に推定する方法を提案する. 乾球温度,相対湿度,全天日射量,風速,及び,これら気象要素を組み合わせた乾球温度 × 相対湿度,全天日射量の二次項を用いることにより極めて高い精度で WBGT を推定できる式を得た.また,異なる都市,異なる年度のデータを用いて求めた推定式は,同一都市・同一年度のデータを用いて求めた推定式と比較して,ほぼ同程度の推定精度が得られ(推定誤差 1.0°C 以内:98.3~99.8%),全国共通の WBGT 推定式としての使用が可能と考えられる.

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メモ 全天日射量を決め打ちにしたらどうなるかなど、あとで確認してみよう / 通常観測気象要素を用いた WBGT(湿球黒球温度)の推定 https://t.co/GdjV0bOBRS
J-STAGE Articles - 通常観測気象要素を用いた WBGT(湿球黒球温度)の推定 https://t.co/gByX8WmIyD
@kobako HP中で紹介されている元論文を見るとこの式の形は20年くらい前から使われているようですが、なぜこの式の形なのかは書いてませんでした https://t.co/4jSb08MycG
WBGTを予報値からどう出すのかなと思ったら、通常観測要素から推計する方法が提案されてるのね。 小野雅司ら(2014):通常観測気象要素を用いたWBGTの推定.日生気誌,50(4),147-157. doi:10.11227/seikisho.50.147 https://t.co/4qcVVsfgp5

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