著者
近藤 伸也 片家 康裕 太田 和良
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.527-531, 2012-07-01 (Released:2013-02-23)
参考文献数
16
被引用文献数
1

本稿では,2011年台風12号豪雨水害によって被災した和歌山県紀南地方の三市町の災害対応について担当者へのヒアリング調査を通じて取りまとめた.その結果,ハードによる事前対策により災害の発生の抑止,および災害による被害の影響を軽減させることを目的とした被害抑止力について住民に理解してもらうこと,近年整備されてきた通信インフラを活用した複数のサービスを用いて情報の収集/発信を行う通信系統の多重化,空振りを覚悟した明るい時間帯での早期避難と住民の理解が必要であることが明らかとなった.[本要旨はPDFには含まれない]

言及状況

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@ishiitakaaki 2011年紀伊半島大水害でも 同じような議論がありましたが ダムがある事で避難する時間を作った という事で結論となったと思います https://t.co/vMeV1VnqZa

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