著者
久保 拓弥 粕谷 英一
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.181-190, 2006-08-31 (Released:2016-09-06)
参考文献数
9
被引用文献数
12

生態学のデータ解析で一般化線形モデル(generalized linear model; GLM)が普及していくにつれ「GLMだけでは説明がむずかしい現象」にも注目が集まりつつある。たとえば「過分散」(overdispersion)はわれわれがあつかう観測データによくあらわれるパターンであり、これは「あり・なし」データやカウントデータのばらつきがGLMで解析できなくなるほど大きくなることだ。この過分散の原因のひとつは個体差・ブロック差といった「直接は観測されてないがばらつきを増大させる効果」(random effects)である。この解説記事ではこのrandom effectsも組みこんだ一般化線形混合モデル(generalized linear mixed model; GLMM)で架空データを解析しながら個体差・ブロック差を考慮したモデリングについて説明する。

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「個体差」の統計モデリング https://t.co/TRF83KUlf3
@windowmoon あー多変量解析全盛ありましたね。ラボに入った当時によく本を見ました。確かに、15年前だとGLMMが話題になりつつあった頃でした。この辺の記憶がもうだいぶ怪しくなっているのと、思ったよりも時が経ってしまっているようです。すみません https://t.co/wgEkqGv0Wf

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