著者
安留 哲 荒川 政彦 前野 紀一
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.437-443, 1999-11-15 (Released:2010-02-05)
参考文献数
14
被引用文献数
4 7

回転式の摩擦測定機を製作し,低温室(-1℃,-5℃,-12℃,-27℃)で低速度領域(10-1~10-4m/s)における氷・氷の摩擦測定を行った.氷表面温度-12℃,垂直応力2.9 kPaにおける氷・氷摩擦係数は,速度を10-1m/sから10-4m/sまで減少させるにつれて,0.01から0.15まで増加した.温度が-1℃の時の結果は,絶対値も速度依存性も-12℃の結果とほぼ同じであった.一方,温度が-5℃では,摩擦係数の値は全体的により小さく,-27℃では,全体的により大きくなる傾向が得られた.測定を行った垂直応力範囲(2.9~6.8kPa)において,摩擦係数の大きな変化は見られなかった.温度-12℃,速度10-4m/sと,-27℃,10-3~10-4m/sでは,スティック・スリップが観測された.

言及状況

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水拭きした床が滑りやすいのは、床の上に水が存在しているので、摩擦係数が小さくなっているのだと思います。 氷上のストーンも基本的には同じ理屈だと思います。 気になって、ちょっと調べたところ、氷上の摩擦は、氷の特性(形状が変わりやすいとか色々)上、色々な事が関連して、難しいようです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/seppyo1941/61/6/61_ ...

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@Jet_Driver_ 温度と垂直応力などについて考察した研究があります ・氷・氷 摩擦係数の測 定 --- 日本雪氷学会誌 雪氷 61巻6号(1999年11月)437-443頁 https://t.co/ty4HqFDHGu

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