著者
板倉 有紀
出版者
東北社会学研究会
雑誌
社会学研究 (ISSN:05597099)
巻号頁・発行日
vol.94, pp.109-132, 2014-04-30 (Released:2022-03-05)
参考文献数
30

本稿では、東日本大震災を経ての社会理論の課題として、「機能分化とリスク」という観点から、特に地域社会に照準して災害時要援護者・災害弱者の「包摂と排除」についてとりあげる。機能分化論において議論される「蓄積的排除」という事態について先行研究をふまえて考察し、自然災害における被害のあり方と関連づけて論じる。その上で、自然災害における「蓄積的排除」に抗する支援体制を、地域社会を基盤として構築していくさいの課題と方向性について、災害時要援護者対策や東日本大震災以降の動向をとりあげながら考察する。以上をとおして、東日本大震災をめぐる社会理論の一つの方向性と、経験的な課題としての災害時要援護者・災害弱者支援の接点を提示したい。

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防災における包摂性の話、来月もし余裕があったら勉強したいなー、どうかなー。とりあえずこのあたりを読んでみるつもりでいるけど、参考文献探すところから始める。 https://t.co/67Shb21weT https://t.co/sGDw12gHmK
https://t.co/rlMtPq82xZ この論文アホすぎる 『女性が「地域にどんな人がいるか、個性や能力を知っているので、コミュニティの事業を始めるさいにも適材適所で依頼することができる」という強みがあげられている』とか『女性の持つ災害対応力への着目は確かに、「包摂」というテーマにとって重要であ

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