著者
千葉 友樹 高橋 幹雄 黒木 友裕 和田 一樹 天野 健太郎 桑山 絹子
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.37-40, 2019 (Released:2020-10-31)

暑熱環境下で頸部を冷却する実験での生理量測定結果と、頸部を冷却しない実験での生理量測定結果とを比較し、更に人体モデルを用いた解析による検討を行った。実験では、頸部を冷却しない条件に対し、頸部を冷却した条件において、皮膚温度が相対的に低くなり、発汗量が少ない傾向が表れ、血圧が有意に高くなった。更に、人体熱モデルと循環系モデルにより計算を行った結果、上記のような傾向を定性的に再現することができた。

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熱中症予防に"首を冷やせ〜"、"頸動脈は効果的だぞ〜"と大合唱している割に、 頸動脈の冷却と血液温度の相関、熱伝導率に関するデータが全く出てこないのおかしくない? 冷やせと言う割に、"程度"に関する情報が無い 実験では、頸動脈を冷やしても脳の温度は変化していない https://t.co/aXFPSIOHnQ
いいかい、よく聞いてくれ この中にはペルチェ素子で頸動脈を冷却した実験の結果が入ってる https://t.co/aXFPSIOHnQ お前らが首や背中に着けてるオモチャと違い、消費電力16W、室内32℃の整備された環境だ 頭部深部温度、要するに脳は全く冷えてない 或いは、一部分のみの限定的効果だ #夏を舐めるな https://t.co/J5PXsyFXKo https://t.co/LwfUKR5uem
5V2A程度のペルチェ素子で人間を冷やそうとするのは、 根本的に人間の大きさと発熱量を舐め過ぎ 「冷た〜い

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