著者
市橋 大山 青柳 直樹 佐藤 千鶴子 内野 栄治 伊藤 八十男 桂 英二
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.117-120, 2013-04-25 (Released:2013-05-15)
参考文献数
7
被引用文献数
3

北海道における日常食中の放射性セシウム(134Csおよび137Cs)量について調査を行った.札幌市およびその近郊に住む成人から提供を受けた1日分の食事(陰膳方式)を灰化して試料とした.測定にはGe半導体検出器を用いた.本調査における日常食中の放射性セシウムの最大値(平均値)は,2011年7月1.0 Bq/人・日(0.24 Bq/人・日),11月1.3 Bq/人・日(0.30 Bq/人・日),2012年2月3.9 Bq/人・日(1.0 Bq/人・日),そして7月0.34 Bq/人・日(0.12 Bq/人・日)であった.本調査における放射性セシウムの最大値3.9 Bq/人・日の食事を1年間摂取し続けたときの預託実効線量は0.022 mSv/年であった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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【北海道における日常食中の放射性セシウムについて( 2011~2012)】 「福島原発事故の影響が認められるが,核実験が 行われていた1960年代の最大値4.4 Bq/人・日よりは低い 値であった」  https://t.co/iZf7s6RGsA
【北海道における日常食中の放射性セシウムについて( 2011~2012)】2012年2月調査は他の調査時期よりセシウムの最大値,平均値,検出頻度共に 高い傾向.冬季は道内産野菜の端境期であり,道外産品の寄与による影響が考えられる https://t.co/iZf7s6RGsA
ほほう。こんな報告があったのね! 【北海道における日常食中の放射性セシウムについて( 2011~2012)】 https://t.co/iZf7s6RGsA #haniwa_radi
https://t.co/B4orxXxbJh 北海道における日常食中の放射性セシウムについて( 2011~2012) 食品衛生学雑誌 54(2), 117-120, 2013

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