著者
田端 節子 井部 明広 小沢 秀樹 上村 尚 安田 和男
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.39, no.6, pp.444-447_1, 1998-12-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
4
被引用文献数
10 14

1991年から1996年に東京都内で市販されていた食品及び食品原料, 2,047検体についてアフラトキシン汚染の調査を行った. ピーナッツ, ピスタチオナッツ, ハトムギ, 黒糖, 唐辛子, パプリカ, ナツメグなどから, アフラトキシンが, 痕跡量から128ppb検出された. 日本での規制値である10ppb以上のアフラトキシンB1が検出された検体は, ピーナッツ, ピスタチオナッツ, 唐辛子で, 合計5検体であった. 過去の調査結果と比較すると, そば, ナチュラルチーズのように過去の調査では検出されたが, 今回は検出されなくなったもの, ナツメグのように継続的に検出されるものがあった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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@hayabusa_ippei 規制値超えはないのですがね。 なお、1990年代の報告でも27検体中7件検出してます。(sugerが黒糖のこと) https://t.co/psMawDMiLI
・国産米でアフラトキシン(AF)汚染 →これは事実。ただし、2011年2月に判明した宮崎大学農学部が生産した食用米。なので、正確には2010年産になる。大学で作ったもので、一般流通していたわけではない。 https://t.co/No7u2OAAnx なお国産でAFなら黒糖。1990年代に報告あり https://t.co/psMawDMiLI

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