著者
野田 哲平
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.51-54, 2021 (Released:2021-07-31)
参考文献数
6

高度・重度難聴を早期に発見し適切な補聴を行うことの重要性が広く認識されるようになった一方で,健聴と難聴の境目にある軽・中等度難聴に対しては,種々の問題が残っているように感じている。聴覚障害自体が他者から分かりづらい障害であるが,程度が軽・中等度であると気付かれにくいために診断が遅れがちである。また多くの軽・中等度難聴児にとって補聴器が有用な選択肢であるが,難聴児自身や周囲の理解不足によって適切な補聴が受けられないこともある。難聴児はそれぞれの不便さを抱えており,聴覚そのものやコミュニケーション能力,それらをベースとして育まれる有形無形の素養の欠如によって学業や就業などの社会参加が困難になり得る。漏らさず早期発見する検査体制のより一層の充実と,社会全体で難聴児を支える仕組みの構築が望まれる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (7 users, 8 posts, 29 favorites)

第 15 回 日本小児耳鼻咽喉科学会 シンポジウム4 軽度~中等度難聴児への対応と課題 「当事者からみた軽~中等度難聴」 野 田 哲 平 九州大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科学分野 https://t.co/kIDXsSbhFu #難聴 #感音性難聴 #片耳難聴 #中途失聴 #補聴器 #人工内耳 #聴覚障害 #ろう #ダイバーシティ https://t.co/QGtzBRtR7L
当事者からみた軽~ 中等度難聴 - https://t.co/nm4PAljSv8 #ScholarAlerts #難聴 #感音性難聴 #片耳難聴 #中途失聴 #補聴器 #人工内耳 #聴覚障害 #ろう #手話 #手話通訳 #要約筆記 https://t.co/7Qi0Kq3HDH

収集済み URL リスト