著者
柴田 伊冊
出版者
総合危機管理学会
雑誌
総合危機管理 (ISSN:24328731)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.69-77, 2019 (Released:2019-12-10)

危機状態若しくは通常とは異なる緊張状態にあるときに言語に課される役割を、航空管制(英語)の場合と、日本の消防の場合の比較によって明らかにする。航空管制(英語)の場合が、極めて合理的な思考方法によって整理され、世界規模での標準化を行っているのに対して、日本の消防の場合は、基本形提示による言語の使用のほか、実際の運用では人的な経験の程度や知識の有無に依存する傾向がある。日本語について、その「曖昧さ」が言語として優れた面であるとする評価があるが、日本語の解釈が客観性の追究よりも、人的な要素を重視する方向にあるということが本論の結論になる。

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

Twitter (4 users, 5 posts, 1 favorites)

「危機管理と日本語による表現 - 航空用語(英語)との比較からの一考察 -」 https://t.co/BXo3tFt5Fe
Taxi into position and hold Taxi to holding point この2つの指示について錯誤が生じることが多い これですね https://t.co/Wry831k6kg https://t.co/N5Bh46T8QP
Taxi into position and hold.(離陸前の航空機に対して 使用される用語。「滑走路に進入して待機せよ」の意味であ る。) Taxi to holding point(地上走行中の航空機に対して使用 される用語。「待機場所まで進行せよ」の意味である。) 今回の事故の鍵になりそうな表現。 https://t.co/Wry831kE9O

収集済み URL リスト