著者
名倉 武雄 山崎 信寿
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.159-162, 2000-08-01 (Released:2016-11-01)
参考文献数
16
被引用文献数
5 2

MR画像より得た大腰筋の3次不幾何学モデルおよび有限要素モデルにより,大腰筋の腰椎・骨盤・股関節に対する作用を検討した.大腰筋は腰椎においては大きな圧縮力と側屈のモーメントを発生し,骨盤に対しては筋方向が変化することで後方圧迫力を生じていた.また股関節では屈曲のモーメントが優位であった.腰椎の有限要素モデルによる解析では,大腰筋によって生じる圧縮力が,腰椎の支持性を増加する作用があることが認められた.以上の結果より,大腰筋は腰椎・骨盤を安定化し,かつ股関節を屈曲する作用を有し,ヒトの直立2足歩行に適した形態・機能をもつと考えられる.

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生体力学モデルによる大腰筋の機能解析 #大腰筋 #生体力学 https://t.co/BS2o3MtXqU

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