著者
大栗 博司
出版者
素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.70, no.3, pp.231-249, 1984-12-20 (Released:2017-10-02)

発散積分から有限部分を取り出す処方について概説しその応用としてζ函数正則化を考える。一般化されたζ函数は発散級数Σ__nλ_n^<-s>の中から紫外cut-offについて正羃で発散する部分を取り除き,その残りを条件収束させたものであることが具体的に示される。

言及状況

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こちらが、祝賀会で話題になった、大栗さんが京大素粒子論のM 1だった時に書いた論文。 「発散積分についてのコメント」 大栗 博司 素粒子論研究 1984 年 70 巻 3 号 p. 231-249 https://t.co/94SHhGriRP https://t.co/MAUOW2tMPb
https://t.co/h0Vr00CjKS ここの最後に挙げられている疑問に対する直接の言及ではないが,例えば Schwinger trick の指数減衰を取り払った明らかな不定量 ∫_0^∞ x^{a-1}dx が記号そのままの意味を超えて計算に正当性を与えることがある. そして大栗さんの論考も役立つ. https://t.co/NnmUOgl5sU

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