著者
花田 光世
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.44-53, 1987 (Released:2022-07-14)

日本企業の昇進・昇格人事においては古くから厳しい競争原理が働いていた.現在進行している人事制度の見直し,そして新人事制度はこのような厳しい競争原理が背後にあるからこそ日本企業各社で採用されていったのである.しかしこのような厳しい対応に加えて個人個人の選択の余地の残る組織制度を構築して初めてこの競争原理の受け皿ができ,組織ニーズと個人ニーズとの統合化に踏み出すことができるのである.

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先日のHRカンファレンス講演の中で、慶応義塾大学花田光世先生の論文「人事制度における競争原理の実態――昇進・昇格のシステムからみた日本企業の人事戦略――」をご紹介させていただきました。ご興味のある方は、ぜひこちらからご覧ください。 https://t.co/uIG9NdG82r
加護野先生の「戦略創造の組織論」や花田先生の「人事制度における競争原理の実態」などがJ-STAGE(『組織科学』)から閲覧できるようになっている https://t.co/3xOtIZcBMy https://t.co/18EiLBd2Ru

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