著者
渥美 公秀
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.36-46, 2012-06-20 (Released:2022-08-27)
参考文献数
23

災害直後には,既存の規範が一時的にせよ遠のき,災害ユートピアやパラダイスという事態が現出し,そこで人々は互いに助け合うという即興を織りなす.しかし,即興を交えた相互扶助は短期間で消滅する場合が多い.そこで,本稿では,災害時において,災害ボランティアや災害NPOが演じる即興の内容を明らかにした上で,東日本大震災の事例を交えて,各地で即興を演出するための方略を提示する.

言及状況

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2012年の東日本大震災を事例にした研究。組織科学。 災害ボランティアの組織論 https://t.co/N9UpomckO3
東日本大震災以後の研究。それ以降、災害ボランティアの重要性はどんどん増している。重要な研究ですね。 そういえばプロボランティアみたいなこともありましたね。 J-STAGE Articles - 災害ボランティアの組織論 https://t.co/zZPDoNG3xX

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