著者
望月 秀紀 柿木 隆介
出版者
日本脊髄外科学会
雑誌
脊髄外科 (ISSN:09146024)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.53-57, 2016 (Released:2016-07-06)
参考文献数
32

かゆみはかきむしりたくなる不快な体性感覚であり, アトピー性皮膚炎など皮膚疾患において多く認められる症状である. また, 末梢や中枢における神経疾患においてもかゆみが症状としてあらわれることがある. かゆみの治療では抗ヒスタミン薬が一般的に用いられているが, 疾患に伴うかゆみ (慢性掻痒) には十分な効果を示さないことが多い. そのため, より効果的なかゆみの治療法開発が強く望まれている. そのためにも, かゆみや慢性掻痒のメカニズムを理解することが重要である. 1994年, はじめてかゆみの脳機能イメージング研究が報告された. その後, さまざまな研究者によって健常者や慢性掻痒患者を対象にかゆみの脳研究が行われた. さらには, 非侵襲的脳刺激法を用いたかゆみの抑制に関する研究も行われた. 本稿ではこれまでに報告されたかゆみの脳研究について概説する.

言及状況

外部データベース (DOI)

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

ノミやダニなどの虫を掻きむしって払い除けることを快感として脳の報酬系の部分が働くそうです。痛みに変換しようとするのではなく、いつのまにか痛みになっているのではないでしょうか。 https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.... https://ddnavi.com/news/213037/a/

収集済み URL リスト