著者
柿沼 薫 エンギュイエン フロリアン 福成 雅史 小紫 公也 小泉 宏之
出版者
宇宙太陽発電学会
雑誌
宇宙太陽発電 (ISSN:24321060)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.30-37, 2018-04-01 (Released:2018-07-21)
参考文献数
32
被引用文献数
4

マイクロ波ロケットなどのビーム推進打ち上げ機の実現には高効率のエネルギービーム伝送技術が不可欠である.本研究ではその方法としてアクティブフェーズドアレイ送電アンテナによるミリ波のビーム径制御を検討した.飛行高度に合わせて発信アンテナの焦点距離を変化させ,機体側の受電アンテナを小さく保ちつつ高効率な送電を行おうとするものである.電磁波伝播解析の結果,広い高度領域にわたり高伝送効率が得られ,アクティブフェーズドアレイアンテナを採用しない場合に比べ,地上システムに必要なミリ波出力は1/15程度となった.

言及状況

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https://t.co/LGssptDG61 地上設備に至っては、1460MWくらいの出力が出せるらしい。
https://t.co/LGssptDG61 スパイ活動で使われていると考えられているフェイズドアレイレーダーについて計測ができないといつまでも闇鍋というところがあるよな。
J-STAGE Articles - ビーム推進打ち上げ機へのミリ波アクティブフェーズドアレイアンテナの適用 https://t.co/BuKd5qbkCB きょうみぶかい

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