著者
近藤 康人
出版者
日本口腔・咽頭科学会
雑誌
口腔・咽頭科 (ISSN:09175105)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.103-107, 2019 (Released:2020-06-10)
参考文献数
26

花粉に感作をされることによって食物アレルギーを合併することがある.口腔アレルギー症候群Oral allergy syndrome(OAS)もしくは花粉-食物アレルギー症候群(Pollen-associated Food Allergy Syndrome:PFAS)と呼ばれ,症状は口腔内に限局した即時型アレルギーである.新鮮な果物や生野菜を摂取している最中にみられる口腔から喉にかけての違和感,耳の奥のかゆみなどである.こういった症状は花粉と食物とのアレルゲンの共通抗原性に起因する. 我々はスギ花粉症患者でトマトOASを合併した症例を経験し,両者の共通抗原性について報告した.その後,スギ花粉症患者でトマトIgE陽性例に対しスギSCITを4ヵ月間行って,スギおよびトマトに対する好塩基球の活性化が低下した研究報告を行った.またPFAS予防の試みに関して海外の論文を紹介する.

言及状況

外部データベース (DOI)

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花粉症持ちは果物に十分注意してくださいね 果物のアレルギーの可能性があります。 [Reference] 花粉症患者にみられる食物アレルギー 花粉-食物アレルギー症候群 近藤康人 口腔科(2019)103-107頁 https://t.co/Of2iqgmaQH [accessed 2022-4-16]
【PFAS③】 有名なのはスギ花粉患者さんのトマト、メロン、キウイフルーツ、シラカンバに対するバラ科の植物(リンゴ、洋ナシ、モモなど)です。 主な花粉と交差反応性が判明している果物や野菜(表1) https://t.co/xxeBWVmJ5g 続

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