著者
和田 一範
出版者
一般社団法人 日本治山治水協会
雑誌
水利科学 (ISSN:00394858)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.100-120, 2018-10-01 (Released:2020-01-01)
参考文献数
13

防災の基本は,自助・共助・公助である。自助・共助・公助を語るにあたっては,自助・共助と,公助との連携を考えることが重要である。 自助・共助は,災害に際して,単に避難をするだけではない。また,これを支援する公助も,単に公的な支援の拡充という視点で展開するのではなく,自助・共助側からの発信を受けて,これに応える形で施策を展開してゆく,真の協働のパートナーとしてとらえてゆくことが重要である。 自助・共助側からの自主的な取り組みにこそ,大きな意味と効果がある。公助の推進にあたっては,自助・共助から発信する必要性に基づく,公的な支援,公助の展開をシステム化する。 自助・共助と,公助との連携を社会システム化し,継承してゆくことが重要である。 上杉鷹山の三助,武田信玄の竜王河原宿,信玄堤の神輿練り御幸祭と三社御幸の故事から,これらの教訓をひもとき,つないでゆくことの重要性を再認識する。

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自助・共助と,公助との連携を考える https://t.co/nPonmk0S1R
『自助や共助は、政府が言うことじゃない』 などと寝言を言ってる人には、この論文を読ませてあげるといいですね。防災と社会保障に関連するもの。 日本治山治水協会創立80周年記念特集:地球温暖化と治山・治水・利水 自助・共助と,公助との連携を考える 和田一範https://t.co/j1YtGPbRbD https://t.co/MyCN0Fm9bG
>ケネディは来日した際に,日本人記者団から受けた「あなたが,日本で最も尊敬する政治家はだれですか」との質問に対し,上杉鷹山と答え 出典:日本治山治水協会創立80周年記念特集:地球温暖化と治山・治水・利水 自助・共助と,公助との連携を考える 和田一範https://t.co/j1YtGPbRbD https://t.co/CWlKgxEpmB
しかも、自助共助公助に繋がる思想は上杉鷹山(第9代米沢藩当主)の「三助」に既に現れていましたからね。https://t.co/j1YtGPbRbD
自助・互助・公助の話題がTLを駆け抜けていますが、こちらの論考にもあるように自助・互助の側の発信に応えて、同じ目線から公助を行うことが大切であり、「同じ目線にたつ」「困窮者の声をきちんと拾う」という姿勢あっての三助のはず。公の側に待ちの姿勢は無いのです。 https://t.co/V2cEdFBGXE
我輩の辞書には 「自助・共助・公助」が ないので ”検索” すると https://t.co/HV74NIMIpQ  ↓ ↑ 要旨 公助も,単に公的な支援の拡充という視点で展開するのではなく,自助・共助側からの発信を受けて,これに応える形で施策を展開してゆく,真の協働のパートナーとしてとらえてゆくことが重要である https://t.co/vMcVxohBr6
@hinatanococo @ganaha_masako あったのです。 天神地祇の祭祀と協働の必然。その精神風土の上に仏教が入ってきました。後世には浄土真宗など大乗仏教の考え方や風習が、三方良し等の商業理念を、商工業の間に無尽講/頼母子講といった金融共助組織を根付かせて行った。 自助・公助・共助 https://t.co/NmYeGbaotd

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