著者
尾田 昌紀
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.76, no.2, pp.213-215, 2010 (Released:2010-05-13)
参考文献数
12
被引用文献数
4 2

琵琶湖の固有亜種であるビワマスは水産重要種であるため古くから種苗放流が行われているが,自然産卵の実態については明らかではない。ビワマスの産卵実態を把握するために,2008 年の産卵盛期に姉川を始めとする 10 河川において産卵床の分布調査を実施した。産卵床は姉川で最も多く確認され,次いで安曇川,芹川,石田川の順に多かった。いずれの河川においても,産卵親魚の遡上範囲は河川横断工作物や瀬切れによる遡上障害のため河川の中下流域に限られていた。

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週末は雨上がり予報、滋賀ではビワマスの産卵鑑賞のチャンスです(見たことないですが)。 希少なビワマスの産卵場所がネットに出てるなんてことは無いだろうと思いながらも探してみたところ、河川名だけでなく産卵床の集中箇所まで記載している資料がありました→https://t.co/7fK9f2TgZq
ビワマスの産卵床分布 https://t.co/ipBPiL9v3q

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