著者
片町 太輔 池田 実 董 仕 谷口 順彦
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.77, no.1, pp.31-39, 2011 (Released:2011-03-18)
参考文献数
42
被引用文献数
0 or 2

中国の長江から利根川流域に導入されたハクレン集団の遺伝的多様性を検討するため,成魚,流下卵,仔魚の計 56 個体を対象に mtDNA 調節領域(454 bp)のシーケンス分析を行った。その結果,26 種類のハプロタイプが検出され,ハプロタイプ多様度(h)は 0.920,塩基多様度(π)が 0.011 であった。これらの値と既報の長江中下流域の集団の値との間には大きな差異はなく,ハプロタイプの系統関係も近縁であった。これらの結果から,利根川集団が長江の中下流域を起源としており,導入後も大きな有効集団サイズによって再生産を繰り返していることが示唆された。

言及状況

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@katochanpe_2 mtDNAを見るならば、鰭の一部でも大丈夫だそうです。(やったことがないので詳しくは分かりませんが…) ただ、分析方法が分からず、その機械が身近に無いので難しそうですね…(比較するサンプルはgenban… https://t.co/WpvMZ4W48j
Genetic variability of silver carp population introduced into the Tone River basin, Japan assessed by mtDNA analysis https://t.co/o1ZOb4Za6l
これはすごいな。http://t.co/wtfX4s5i いくら調節領域が変異に富んでいるといっても、454 bpで26ハプロタイプもある移入集団って半端ないわ。

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