著者
村上 茂
出版者
国際タウリン研究会
雑誌
タウリンリサーチ (ISSN:21896232)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.34-36, 2016 (Released:2019-11-11)

さまざまな動物モデルを用いて、タウリンの抗肥 満作用が明らかにされてきた。タウリンの抗肥満作 用には、脂質代謝改善作用、抗炎症作用、ミトコン ドリアの機能維持作用、中枢作用などが関係してい ると考えられる。健常な小型の脂肪細胞はタウリン 合成活性が高いが、肥満動物の肥大した脂肪細胞で はタウリン合成能が低下し、これに伴い血中タウリ ン量も減少することが知られており、タウリン欠乏 と肥満の関連も示唆されている。一方、ヒトにおけ るタウリンの抗肥満作用は研究例が少なく作用も 明確ではない。

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《タウリン》 脂肪細胞への炎症反応の抑制 視床下部においてインスリンの食欲抑制作用を増強 血中および肝中の脂質増加を抑制など いずれもヒトでのデータは少ないが論文としてのデータがある。 https://t.co/iBEwgjC6eV
断食を習慣にしている私の血管年齢は9歳。腸内年齢は27歳。実年齢41歳。 断食中は奇跡のホルモン・アディポネクチンが分泌される工夫がなされています。 使用サプリ【スーパータウリン】もその1つ タウリンによりアディポネクチン増加 https://t.co/XET4xFhQ6R https://t.co/bbhENLqHZF
抗肥満栄養素タウリン 肥満マウスは血中タウリン濃度が低く、ヒトでも糖尿病の方は低いようです また肥大した脂肪細胞はタウリン合成能力が下がるとのこと 因果はよくわかりませんが、タウリンと肥満との深い関わりが伺えますね https://t.co/qWnUj7MMB6

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