著者
本田 和也
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.271-278, 2018 (Released:2019-03-19)
参考文献数
16

本研究の目的は、聴覚障害児と母親の視線共有に視点を当て、母親の聴覚障害の有無により、聴覚障害児と母親の視線共有に違いがあるのか、あるとすればどのような違いがあり、母親の働きかけの特性は何かを検討することであった。対象者は、聴覚障害児と聴覚障害のない母親(健聴群)3組、聴覚障害児と聴覚障害の母親(聴障群)3組であった。6組の母子がおもちゃを介した自由遊びを行い、10分間のやりとりをビデオ録画し、分析した。その結果、両群の視線共有の回数や時間には差はなかったが、両群の母親の働きかけに質的な違いが示された。聴障群では、出生後からの母親の働きかけの積み重ねにより、やりとりが成立し始めていることが推測された。

言及状況

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通じ合う言語が共同注意の形成に影響を与えていることが示唆された内容の論文。今後の参考にしたい。 J-STAGE Articles - 遊びの場面における聴覚障害児と母親の視線共有および母親の働きかけの特徴 ―健聴の母親と聴覚障害の母親を比較して― https://t.co/zZIgFx8TO5

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