著者
鞆谷 純一
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.278-293, 2010-11-01 (Released:2017-05-24)

『中華民国よりの掠奪文化財総目録』は,中国側が調査した日清戦争以降の中国文化財の損失リストである。この目録には,日本軍などが,略奪したり破壊したりした文化財の名称,数量,当時の状況などが記載されている。占領期の日本政府は,目録の内容に反論し,むしろ文化財を保護したのだと主張していた。本研究は日中・太平洋戦争期の日本軍接収図書の研究の一環として,日本政府の主張を検証する。

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@bingen15 @aQhanno >中国に残っていない歴史的文献が日本には多く残っているそうです。 もしかして日中戦争期鬼畜な日帝兵士たちが中国から略奪した文化財を指していますか? 返却すべきですよ。 『中華民国よりの掠奪文化財総目録』に対する日本政府の主張https://t.co/8bXuXeNaf9
その工作アカウント、ご丁寧に連結で略奪の類も皇軍は戒め、少なかったとご発表されているが、兵士個別の食糧や財産略奪もだが↓ 「戦時文化財損失数量の総数は ,3607074件」という論文がある。「『中華民国よりの掠奪文化財総目録 』に対する日本政府の主張」鞆谷純一 https://t.co/y84HWfiuQA
『中華民国よりの掠奪文化財総目録』に対する日本政府の主張 https://t.co/cDSXaPcxDZ

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