著者
湯本 貴和 山極 寿一 浅岡 一雄 丸橋 珠樹 Ndunda MWANZA
出版者
日本熱帯生態学会
雑誌
Tropics (ISSN:0917415X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2+3, pp.233-238, 1995 (Released:2009-06-30)
参考文献数
24
被引用文献数
2 3

ザイール国の熱帯山地林に産する2 種のアフリカのナス属(ナス科)植物, Solanum dasyphyllum とS. aculeastrum の果実は森林ゾウによってのみ食べられ,種子散布されていることがわかった.他の動物は果肉に含まれる有毒物質のために,この果実を食わないことが示唆された.物質の同定などの探求がさらに必要であるが,植物が化学的な手段によって種子散布者を選んでいる最初の報告である可能性がある.

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「なぜ,またいかにしてアフリカのナス属植物はゾウを唯一の種子散布者に選んでいるか?」 https://t.co/BeNQEB4vwd というのもありナスがアフリカで繁栄してるのだろうかと思うと・・・

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