著者
稲垣 稜
出版者
日本都市地理学会
雑誌
都市地理学 (ISSN:18809499)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.26, 2021 (Released:2023-09-19)

大都市圏における買い物行動に関するこれまでの研究では,郊外地域居住者に焦点が当てられてきたが,都心の人口回復がすすむ中,都心居住者の買い物行動に着目する必要性も高い.そこで本研究では,大阪市における都心居住者の買い物行動を詳細に検討する.調査対象地域は,大阪市中央区の「森ノ宮・玉造」地区である.同地区に居住する人々を対象にアンケート調査を実施し,その買い物行動を分析した.買い物行動は,年齢や性別によって異なっている.高齢者や男性は,高級服を「難波・心斎橋」で購入する傾向にあるが,若年層や女性においては,「梅田・大阪駅」を利用する傾向が強い.普段着の場合は,居住地付近である「森ノ宮・玉造」を利用することが多い.入居時期別にみると,2000年以前に入居した人々においては「難波・心斎橋」を利用する傾向が強く残っているのに対し,2000年代以降に入居した新住民の場合は「梅田・大阪駅」を強く指向している.

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PDFあり。 ⇒稲垣 稜 「大阪市における都心居住者の買い物行動 森ノ宮・玉造地区を事例に」 『都市地理学』16 (2021) https://t.co/jBdYNWMnJE

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