著者
泉原 昭文
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, pp.605-615, 2010-08-20

温帯から亜寒帯に属する地域において,クモ膜下出血発症の周期性,群発性あるいは気象との関連性が指摘され,環境因子の影響が示唆される.本検討では亜熱帯に属する八重山諸島における13年間のクモ膜下出血患者94例を対象として,発症時活動状況を含む環境因子からの疫学的分析を行った.本邦の中では発症年齢(平均57.3歳)がやや低く,男女比約1:2で女性の比率がかなり高いが,年間発症率(年齢性別調整17.4)は平均的であった.季節別では秋に多く,月別では8月に多かった.曜日別では月曜に多く,時間別では18:00〜19:59に大きなピークを認め,6:00〜7:59に小さいピークを認めた.また0:00〜1:59と4:00〜5:59に少なかった.台風最接近日前後3日以内ではそれ以外の時に比べて約1.8倍多かった.生活・労働時発症が多かった.無・軽負荷例で周期性および台風接近との関連性がより明瞭であった.
著者
内藤 哲雄
出版者
長野大学
雑誌
長野大学紀要 (ISSN:02875438)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.p53-60, 1986-11

言語障害者は、障害自体だけでなく、障害に対する他者の反応を意識することにより、障害が重くなったり、パーソナリティや対人行動に問題を生じやすい。こうした影響は、自我意識が昂揚し、自己や社会への関心がめはえる青年期においてはとくに問題となる。このような特徴をもつ言語障害者に対しては集団心理療法が有効であるが、中学・高校の教育現場の実情から、症状や発生機序別に同質集団を構成することは困難である。また異質な集団であっても、軽度な言語障害の場合かなりの効果が予測できる。このような背景から、本研究では、中学生や高校生で異質な症状や発生機序をもつ、比較的軽度な言語障害者集団を対象として、集団心理療法の効果を検討することが目的とされた。治療は2泊3日の合宿方式とし、対話法、レクリェーション活動、役割活動などの複数の療法を採用した。それらの効果は、レクリェーションでのエピソード、ミーティングでの発言、係活動に関する自己評定、対人行動の自己評定などによって分析された。治療効果は心因性の障害において著明であったが、軽度な障害者を対象としたことによろうが、多彩な言語障害のいずれにも有効であることが確認された。
著者
Bando Hiroshi Ebe Koji Bando Masahiro
出版者
OMICS International
雑誌
Molecular Biology : Open Access (ISSN:21689547)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, 2018-01-24

Discussion concerning Calorie Restriction (CR) and low carbohydrate diet (LCD) has continued for years. Authors have developed research of LCD using super LCD with 12% of carbohydrate. The biology of human aging includes study between human and mammalian such as mice, rhesus monkeys. Moderate CR reduced age-related mortality, incidence of diabetes, cancer, cardiovascular disease. By very low calorie diet (VLCD), body weight can be reduced, but the diabetic pathological state remains. Besides CR and LCD, Zone, Ornish, LEARN Diets and Mediterranean style can be applicable. There are very low-carbohydrate ketogenic diet (VLCKD), Moderate-LCD, High- Carbohydrate Diet, as related with the definition of LCD. Morbus (M) value was investigated for clinical practice of LCD, in which M value was remarkably improved by LCD treatment.
著者
柴村 抄織
出版者
鎌倉女子大学
雑誌
鎌倉女子大学紀要 = The journal of Kamakura Women's University (ISSN:09199780)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.114-101, 2018-01

源氏物語五十四帖中、柏木は、若葉上巻、若葉下巻、柏木巻を中心に登場する。女三の宮への想いに苦悩する柏木の人生について、柏木のモデルとなった歴史上の人物である藤原道信に関連する和歌表現によって、紫式部は柏木の人間像を描写している。
著者
野村 孔命 髙島 康裕 中村 祐一
雑誌
研究報告組込みシステム(EMB) (ISSN:2188868X)
巻号頁・発行日
vol.2016-EMB-40, no.33, pp.1-6, 2016-03-17

本稿では,タスクの実行時間と Processing Element(PE) の消費電力がばらつくシステムにおいてのスケジューリング手法を提案する.近年,実行時間と消費電力のばらつきを考慮したタスクの割り当てとスケジューリング (TAS) は,マルチプロセッサシステムが正しく動作するために必要である.従来手法では,TAS を行った後,実行時間と電力の歩留まりを評価していた.しかし,この方法では目標となる歩留まりを得るまでに,何度も TAS を実行しなければならず,設計時間が膨大になってしまう.そこで,本稿では,両ばらつきが正規分布に従うという仮定に基づいて,まず,電力制約をある確率で満たす PE の組み合わせを計算し,その組み合わせだけを利用した上で実行時間最小となる Power and Execution Variation-Aware Scheduling(PEVaS) を提案する.実験により,従来手法と比較し,性能が向上していることを確認した.
著者
内田 宏美
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.89-94, 1997
参考文献数
7
被引用文献数
1

1994〜1996年度の国立K医療短大看護学科2回生延べ233名の、「あなたの声が聞きたいpartll」と「尊厳死を求めた家族の記録」のVTR鑑賞後のレポートから、対象の人間観・生命観と生命倫理上の問題を分析した。遷延性意識障害者へのケア選択の姿勢から、対象群には命のかけがえのなさや生存の権利を主張する生命尊重派に対して、自己決定の優先性を主張する意志尊重派がやや優勢な傾向がみられた。さらに、自分と家族の場合でのケア選択を比較すると、両派とも同レベルで自分には尊厳死を求める傾向を示し、意志尊重派では家族にも尊厳死を求める傾向がみられた。このことから、生命観の如何に関わらず、意志の捉え方に多様性がなく、無意識に、人間性をもつ人格だけを尊重するパーソン論の立場をとっている可能性が示唆された。以上より、医療者として自己の生命観・人間観を意識化することが重要だと考える。

632 48 4 1 OA 御菓子雛形

出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

632 47 3 1 OA 御蒸菓子図

出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
Tadayuki Imanaka Tadashi Takemoto
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Chemistry Letters (ISSN:03667022)
巻号頁・発行日
pp.150720, (Released:2015-08-29)

Here we show that petroleum can be formed efficiently at normal temperatures and pressures from carbon dioxide and activated water. The oxygen nano-bubble containing water was treated with TiO2 catalysis under UV irradiation. The activated water was mixed vigorously with kerosene or light oil and carbon dioxide to form an emulsion. The emulsion gradually separated into a two-phase solution. After phase separation, the volume of kerosene or light oil, depending on which oil was utilized, increased by 5 to 10 %.