19 3 3 2 OA 植民地統治論

著者
泉哲 著
出版者
有斐閣
巻号頁・発行日
1924
著者
戸塚美波子 [著]
出版者
札幌テレビ放送
巻号頁・発行日
2003
著者
小泉 美緒 奥村 将之 玉木 彰
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
巻号頁・発行日
pp.0770, 2017 (Released:2017-04-24)

【はじめに,目的】呼吸リハビリテーションにおける下肢の筋力トレーニングのエビデンスレベルは最も高いGrade Aに位置づけられている。しかし,呼吸器疾患患者では呼吸困難感などにより筋力トレーニングに必要な高強度負荷をかけられないという問題がある。そこで近年,骨格筋電気刺激(以下,EMS)が注目されている。これまでにEMSの生理学的効果に着目した先行研究は散見されるが,その効果が現れる実施頻度に関する報告は少ない。そこで本研究では,EMSの異なる実施頻度が下肢の筋厚,筋力,運動耐容能に与える効果を検証し,その効果の差を比較検証することを目的とした。【方法】対象は健常成人男女25名(男性9名・女性16名,年齢:20.3±1.2歳,身長:164.5±7.5cm,体重:56.6±8.2kg)とし,EMS非実施群(Control群)と,EMS実施群を週3日実施群(週3群),週5日実施群(週5群)に無作為に分類した。EMS実施群はベルト電極式骨格筋電気刺激装置を用い,非監視下にて1日1回20分の電気刺激を6週間継続して実施した。強度は対象者の耐えうる最大強度とし,毎回指定の用紙に強度を記入してもらうよう指示した。尚,全ての対象者は6週間のうち最初と最後の1週間の活動量をモニタリングし,日常生活における活動量を統一した。EMS介入前には,超音波診断装置を用い大腿部と下腿部筋厚,等尺性膝関節伸展筋力(膝伸展筋力)及び筋疲労率,体組成などを測定し,さらに運動耐容能として心肺運動負荷試験(CPX)を実施し,6週間後も同様の評価を行った。また,CPXと膝伸展筋力の測定日は別日とした。統計処理は各群のEMS実施前後における各測定値の差を対応のあるt検定で,3群間における各測定値の変化量の差を一元配置分散分析および多重比較にて分析した。さらに,大腿部筋厚と膝伸展筋力の関係をPearsonの相関係数を用いて分析した。有意水準は5%とした。【結果】EMS実施後の大腿部,下腿部筋厚は実施前より週3群,週5群で有意に高値を示した(p<0.05)。また,各群における筋厚の変化量はControl群と比較して週3群,週5群で有意に高値を示し(p<0.05),週3群と週5群間には有意差が認められなかった。EMS実施後の膝伸展筋力は週3群と週5群で有意に高値を示し(p<0.05),膝伸展筋力の変化量はControl群と比較して週3群と週5群で有意に高値を示した(p<0.05)。EMS実施後のpeak Wattと右脚筋肉量は週5群のみ有意に高値を示した(p<0.05)。さらに,大腿部筋厚と膝伸展筋力との間には有意な相関関係が認められた。【結論】6週間のEMSの実施により週3群では筋厚,膝伸展筋力に有意な増加が認められ,その変化量は週5群と比較しても統計学的に有意な差は認めなかった。このことから,EMSは週3日という実施頻度でも十分に下肢の筋力トレーニングとしての効果が得られることが示唆された。

12 2 2 2 OA 作家論

著者
正宗白鳥 著
出版者
創元社
巻号頁・発行日
vol.2, 1942
著者
Lucia Renee Ruhaak Jenny Felth Pernilla Christina Karlsson Joseph James Rafter Robert Verpoorte Lars Bohlin
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.774-778, 2011-05-01 (Released:2011-05-01)
参考文献数
35
被引用文献数
23 27

Cyclooxygenase enzymes (COX-1 and COX-2) catalyse the production of prostaglandins from arachidonic acid. Prostaglandins are important mediators in the inflammatory process and their production can be reduced by COX-inhibitors. Endocannabinoids, endogenous analogues of the plant derived cannabinoids, occur normally in the human body. The Endocannabinoids are structurally similar to arachidonic acid and have been suggested to interfere with the inflammatory process. They have also been shown to inhibit cancer cell proliferation. Anti-inflammatory effects of cannabinoids and endocannabinoids have been observed, however the mode of action is not yet clarified. Anti-inflammatory activity (i.e., inhibition of COX-2) is proposed to play an important role in the development of colon cancer, which makes this subject interesting to study further. In the present work, the six cannabinoids tetrahydrocannabinol (Δ9-THC), tetrahydrocannabinolic acid (Δ9-THC-A), cannabidiol (CBD), cannabidiolic acid (CBDA), cannabigerol (CBG) and cannabigerolic acid (CBGA), isolated from Cannabis sativa, were evaluated for their effects on prostaglandin production. For this purpose an in vitro enzyme based COX-1/COX-2 inhibition assay and a cell based prostaglandin production radioimmunoassay were used. Cannabinoids inhibited cyclooxygenase enzyme activity with IC50 values ranging from 1.7·10−3 to 2.0·10−4 M.
著者
須永 将史
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.341-358, 2012-12-31 (Released:2014-02-10)
参考文献数
38

ジュディス・バトラーの身体へのアプローチにはどのような意義があるのだろうか. 本稿ではまず, 『ジェンダー・トラブル』におけるバトラーの身体へのアプローチに, 重要な側面が3つあることを指摘する. それは, 第1に, ジェンダー概念の再定義がなされていることであり, 第2に, 身体論の主要な論点を「身体なるもの (=The body)」という論点から「個々の身体 (=bodies)」という論点へと移行させようとしていることだ. そして第3の側面は, 「身体なるもの」の「内部/外部」の境界が不確定であるという主張がなされていることである.次に, フェミニズム/ジェンダー論にとっての既存の身体観を整理し, バトラーが各論者の身体観をどのように批判し, どのように乗り越えようとしたかを述べる. バトラーはボーヴォワールの議論が精神/身体の二元論を保持していることを批判し, イリガライの議論が生物学的性差としてのオス, メスの二元論を保持していることを批判する. バトラーのアプローチによると, 2人が保持するそうした二元論自体が, 問題視されるべきなのである.本稿では, バトラーの貢献とは次のようなものだと結論する. それはすなわち, ジェンダーという概念を再定義することによって, 人々を異性愛の基準においてのみ首尾一貫させる現象の水準を指摘しようとしたことだ. また本稿では, を実証的に明らかにするためには, 実際の社会において使用される身体や行為を記述することがフェミニズム/ジェンダー論の今後の課題であることも示唆する.
著者
杉浦 郁子 SUGIURA Ikuko
出版者
東北社会学研究会
雑誌
社会学研究 = The study of sociology (ISSN:05597099)
巻号頁・発行日
no.93, pp.79-92, 2014-01

この小論では、クィア・スタディーズ領域の研究活動にまつわるある倫理課題を示し、論ずる。LGBT(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)などのセクシュアル・マイノリティを対象に行われる調査研究では、調査者もマイノリティとしてのアイデンティティを有していることが少なくない。「同じような立場の者=ピア」による調査、「調査者と協力者がともに当事者である」という関係性において行われる調査のことを、ここでは「ピア調査」と呼び、ピア調査で起こりやすい問題について具体的に検討していく。なお、本論は、日本クィア学会の会員有志によるワーキング・グループ(世話人 溝口彰子氏)の成果の一部である。
著者
清水 晶平 望月 翔太 伊豫部 勉 山本 麻希
出版者
日本霊長類学会
巻号頁・発行日
pp.107, 2013 (Released:2014-02-14)

イノシシ (Sus scrofa)は他の大型哺乳類と比較すると,足が体重と比べて短い.そのため,雪が深いと活動が困難となり,積雪 30cm以上の日が 70日を超える北陸~東北地方には生息できないと考えられていた.しかし,積雪量が 4mを超える 新潟県十日町市では,1995年頃からイノシシの生息痕が報告されている.新潟県では 1978年にはイノシシの生息は確認されなかったが,2003年に生息が確認され,2004年度は 20頭だった捕獲頭数が,2011年度には 791頭まで急増した.そこで本研究では,新潟県で定着しつつあるイノシシの分布に積雪が与える影響を評価し,今後の分布域拡大における積雪の影響について考察した. 本研究では,国土数値情報のデータと,LANDSATから作成した独自の土地被覆図を使用して分析を行った.捕獲頭数は,水稲共済損害評価に係る獣害申告データ(NOSAI)を使用した.ハンターマップの 5kmメッシュごとに,広葉樹林,針葉樹林,水田,畑地,鳥獣保護区,都市域,河川(各々の項目が占めるメッシュ内の面積),積雪量等の地形情報を GISアプリケーションを利用して抽出した.メッシュ内の捕獲頭数を従属変数とし,イノシシの行動に影響を及ぼすと予想される環境要因を独立変数として選択し,ポアソン分布を仮定した一般化線形モデルを作成した. その結果,捕獲頭数の多いメッシュでは,メッシュ内の広葉樹林・針葉樹林・畑地・鳥獣保護区の面積が多く,水田・都市部の面積と積雪量が少なかった.この結果から,イノシシは積雪量の少ないエリアに多く分布していること,比較的積雪量の少ない海岸寄りの林縁付近に位置する水田が被害にあいやすいことが示唆された.本結果と過去の積雪量と被害の拡大状況,捕獲効率等の結果から,今後のイノシシの分布拡大に積雪が与える影響について考察を行う.
著者
Masaya Nosaka Hiroaki Kawase Hidetaka Sasaki Akihiko Murata
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
SOLA (ISSN:13496476)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.107-112, 2019 (Released:2019-05-22)
参考文献数
20

High-frequency variations are excluded in the merged satellite and in-situ data global daily sea surface temperature (MGDSST) used in weather forecasting in Japan Meteorological Agency. We investigated the importance of temporal resolution on sea surface temperature (SST) when predicting winter precipitation using the Non-Hydrostatic Regional Climate Model. We used seven-day temporal smoothing to investigate the influence of temporal resolution on prediction. The Gaussian filter was used as spatial smoothing for comparison with the influence of spatial resolution. The influence of the temporal resolution of SST on monthly precipitation is smaller than that of spatial resolution. However, the influence of the temporal resolution on daily precipitation is comparable to that of spatial resolution. The temporal resolution of SST greatly affects precipitation, particularly in December, as the variations in SST are largest compared to the rest of the year. Furthermore, the winter monsoon promotes the effect of SST on winter precipitation. Our experiments using seven-day moving average smoothing indicates that the temporal resolution of the SST on precipitation become about 15 %/K under the winter monsoon.
著者
河村 あゆみ 田中 正之 牛嶋 隼也 中井 壱 峯口 祐里 福田 健二 浦島 匡
出版者
日本酪農科学会
雑誌
ミルクサイエンス (ISSN:13430289)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.44-48, 2019 (Released:2019-04-26)
参考文献数
10

京都市動物園で出産した飼育したキリン個体より,各種の泌乳時期の乳の回収をおこない,成分組成を分析した。分娩後55日の常乳における成分組成は以下のとおりであった;1.8%炭水化物,8.7%脂質,7.0%タンパク質,1.1%灰分。これらの値は牛乳の成分組成と比べたとき,脂質とタンパク質の濃度は高い一方で,炭水化物の濃度は低かった。乳の固形分濃度は分娩後66日で急速に低下していたが,これはキリンの固有の特徴と考えられた。この固形分濃度低下は,この時期に仔が母乳を摂取しながら固形食(カシ,ネズミモチなどの葉)の同時摂取を開始することとの関連が示唆された。これらは,キリンの仔に代用乳を摂取させなければならないケースにおいて,貴重な情報になるであろう。