著者
堀 郁
出版者
関西学院大学
雑誌
総合政策研究 (ISSN:1341996X)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.99-107, 2008-03

Japanese view on nature is closely related to the forests in Japan. Without a doubt Japanese mentality and religions (above all, Shinto and Buddhism) are influenced by the forest. Many thinkers, for example Takeshi UMEHARA and Yoshinori YASUDA, have already pointed out this relationship. It is essential for todays environmental ethics to overcome the Cartesian view. Therefore a new idea of nature is in need, which is meant to show a way, how humans and nature can coexist. Looking at Japanese view on nature, is it possible to find an answer to the question of how this coexistence can be accomplished in harmony? Hayao MIYAZAKI's masterpiece "Princess Mononoke" questions the optimistic opinion about the coexistence supposed to be offered by the Japanese attitude. The movie deals with a tragic conflict between human beings and nature, in which neither hero nor villain appears and where no line can be drawn between god and evil. By that Miyazaki suggests the destiny of every living being: One lives at the cost of the other. Such violence is as inherent in nature as in human beings. Unfortunately in Japan this subject has not often been pointed out yet. By a philosophical interpretation of the movie this article examines the problems of the Japanese view on nature.
著者
福沢 健
出版者
中村学園大学
雑誌
流通科学研究 (ISSN:13469614)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.64-54, 2007-03-31
著者
小川 俊輔
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.1-14, 2012-04-01

九州地方における「天国」の受容の程度を明らかにするため,九州地方全域300地点において現地調査を行った。調査によって得られた資料から言語地図を描き,考察を行ったところ,「天国」の受容には,宗教差,地域差,場面差のあることが分かった。宗教差については,カトリックと神道の信徒が「天国」を受容しているのに対し,浄土真宗の信徒は「天国」を受容しない傾向がある。彼らは仏教語である「浄土」を持つゆえに,「天国」を受容しない傾向をみせたと推測される。地域差については,宮崎・鹿児島では「天国」の受容が進んでいるのに対し,長崎では遅れている。場面差については,大人が子どもに話しかける場面では「天国」が使用されやすいのに対し,仏教色の強い場面では「天国」が使用されにくい。
著者
原田 彰
出版者
日本教育社会学会
雑誌
日本教育社会学会大会発表要旨集録
巻号頁・発行日
no.31, pp.4-5, 1979-09-21

古典的アナキストのひとりであるプルードンへの関心は、最近とくに高まってきているように思われる。いわゆる「マルクス・プルードン問題」や「自主管理」に関連して、常識化しているプルードン像が見直されつつある。多産な思想家であり「逆説の人」(ウッドコック)とも呼ばれるプルードンの複雑きわまりない思想を小ぎれいに整理することは困難である。とりわけ彼の自由論については、それを主題にした論文がないだけに、いろんなテキストに分散している考察をつなぎ合わせていく作業が必要である。ここでは、ギュルヴィッテ、アンサール、バンカール、さらに京大人文研などの研究を手がかりにして、プルードンの自由論の現代的意義を探る試みをしたい。

15 13 1 1 OA 武士道教本

出版者
宇和支庁学務課
巻号頁・発行日
1935

15 1 1 1 IR 尊攘論の時代

著者
高橋 秀直
出版者
京都大学
雑誌
京都大學文學部研究紀要 (ISSN:04529774)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.39-207, 2005-03-31

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
塩澤 寛樹
出版者
日本橋学館大学
雑誌
紀要 (ISSN:13480154)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.88-75, 2004-03-30

文治元年(一一八五)に建立された勝長寿院は、源頼朝が鎌倉に建てた初めての本格的寺院であり、その後も鎌倉時代を通じて幕府に重んじられた。その本尊像制作を任されたのは、一般に奈良仏師と称される一派に属し、それまでほとんど実績の知られていない成朝であった。鎌倉幕府と奈良仏師の結びつきの発端となったこの仏師選定は、その後の鎌倉文化の展開に大きな影響を与えており、その重要性を再認識する必要がある。そこで、本稿は、鎌倉幕府関係造像の先駆けであるこの仏師選択の理由について検討した。その結果、従来繰り返し説かれてきたいくつかの主要な理由は、いずれも無理があると判断された。そして、頼朝の行動理論を分析し、加えて成朝の言上書に新しい解釈を加えた結果、頼朝が成朝は定朝の正系であると認識していたことが最大の理由ではないかと推定されるに至った。その上で、改めて勝長寿院における仏師選定のあり方が示すところを考えたところ、頼朝個人の論理に基づいて決定されたこの選定は、将軍独裁とも呼ばれるこの時期の政治体制とも軌を一にしており、極めてこの時期らしいあり方であることを指摘した。さらに、翌年の北条時政による願成就院の造仏に運慶を起用した理由についても、併せて解釈を提示した。
著者
杉浦 郁子 SUGIURA Ikuko
出版者
東北社会学研究会
雑誌
社会学研究 = The study of sociology (ISSN:05597099)
巻号頁・発行日
no.93, pp.79-92, 2014-01

この小論では、クィア・スタディーズ領域の研究活動にまつわるある倫理課題を示し、論ずる。LGBT(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)などのセクシュアル・マイノリティを対象に行われる調査研究では、調査者もマイノリティとしてのアイデンティティを有していることが少なくない。「同じような立場の者=ピア」による調査、「調査者と協力者がともに当事者である」という関係性において行われる調査のことを、ここでは「ピア調査」と呼び、ピア調査で起こりやすい問題について具体的に検討していく。なお、本論は、日本クィア学会の会員有志によるワーキング・グループ(世話人 溝口彰子氏)の成果の一部である。
著者
薩摩雄次 著
出版者
皇国青年教育協会
巻号頁・発行日
1942
著者
余 六一 任 萍
出版者
神戸女学院大学
雑誌
論集 (ISSN:03891658)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.41-47, 2008-06

絶海中津是日本〓〓宗禅僧,也是日本中世禅林的代表人物,〓同門〓堂周信同被称〓"五山文学双壁"。其詩文造詣高深,作品《蕉堅集》被視〓日本五山文学的瑰宝。他33〓入明留学,在明滞留〓間〓〓10年,其留学〓〓不〓使其詩文造詣大〓提高,而且思想上也深受中国禅林〓〓的影〓。其詩文集《蕉堅稿》就集中体現了其〓儒一致思想及其〓道家思想的受容。前者可从其多次提及宋代倡〓〓儒一致的代表人物契嵩及其《〓教編》,并多次借用〓代僧,儒交好的典故〓抒胸臆等得以看出,后者則在其詩中多〓表〓了隠逸出世思想和逍遥游世的〓度中得以体現。通〓〓《蕉堅集》的考察和研究,我〓不〓窺出絶海中津在思想〓面上有着〓同〓期日本禅林僧侶不同的特点,尤其〓得〓注。