著者
上野 行良 上瀬 由美子 松井 豊 福富 護
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.21-28, 1994-03-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
10
被引用文献数
7 3

The purpose of this study was to investigate the relation between adolescents' views on friendship and personality characteristics. Six hundred twenty (620) randomly- sampled high-school students completed a questionnaire. Hayashi's Quantification Method of the Third Type showed two more-or-less ind ependent dimensions for the views: friends as a source of conformity and preferred psychological distance to them. The students, in accordance with the above two d imensions, were classified into four types: independent, individual, surface, and close friendship seekers. Analyses indicated that these types were related to such personality characteristics as inferiority, family-adjustment, public self-consciousness, frequen cy of problem-behavior thoughts, and purposes in life. Surface friendship, with high conformity but more psychological distance to each other, might characterize contemp orary youth relationship in Japan. The students who viewed friendship in th is way, in general, loved family more and were better socially adjusted, but the males of thi s category felt inferiority and thought about problem behaviors more frequently.
著者
梅村 章 二日市 宅
出版者
社団法人 日本流体力学会
雑誌
日本流体力学会誌「ながれ」 (ISSN:02863154)
巻号頁・発行日
vol.15, no.6, pp.502-514, 1996-12-31 (Released:2011-03-07)

小型のクモ (蜘蛛) の中には上昇流に乗って空を飛ぶクモがいる.浮揚力は, 糸出突起部から噴出された一条の糸に働く風からの摩擦力である.糸に働く正味の摩擦力の上向き成分がクモの重量より大きくなれば飛び立っことができ, 一様風の中で糸は最終的に鉛直線になって定常飛行する.クモの糸は非常に細くしなやかであり, 糸の太さに基づいて算出した局所相対速度のレイノルズ数は小さな値を取る.このため, 糸は効率的に空気からの摩擦力を受けとめて, クモの大きな質量を支える張力の伝達媒体としての役割を果たす.本研究では, 飛行クモの糸の変形を支配する力学を考察定式化して, 一様風中でのクモの飛び立ちから定常飛行に至る過程の数値シミュレーションを行った, また, 液体を用いた模擬実験を行って, 数値計算と比較した.

1 1 0 0 OA 肖像集 3

著者
〔栗原信充//画〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.大館宗氏・本多忠永,
著者
石黒 千賀子 江川 祐司 久保 俊介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.197, pp.24-35, 2001-02

販売数量が減少するだけでなく、販売単価までが底なし沼のごとく下落していく「単価下落経済」。九〇年代に定着したこの傾向は、今後も続く公算が強い。 これまでの延長戦上で漫然と経費削減をしたり、値下げをしたところで、やがて経営体力を磨り減らして自滅するだけだ。それは、昨年からの不況型倒産の急増ぶりにも示されている。
著者
宍戸 周夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.418-419, 2001-04-15

米国経済の急激な減速が,コンピュータ・ベンダの戦略に大きな影響を与えている.これまでのビジネスモデルの延長戦にはない,新たな取組みが求められるようになってきた.そこで,コンピュータ・ベンダの間で浮上してきたのはストレージだ.その背景には,近い将来にはITベンダの売上げに占めるサーバとストレージの割合が逆転するという予想がある.
著者
山下 澄奈 石川 由羽 髙田 雅美 城 和貴
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:21888833)
巻号頁・発行日
vol.2017-MPS-112, no.16, pp.1-6, 2017-02-20

本稿では,DCGAN を用いてイラスト画像の自動生成を行う.日本におけるキャラクタービジネスは以前から盛んであり市場規模は増加し続けている.最近では,企業や地方自治体の独自のキャラクターが宣伝活動を行う例も多い.また,SNS のプロフィール写真を独自のキャラクターのイラスト画像にする者も多く,独自のキャラクターを生成し使用する需要が増加している.しかし,知識や技術を持たない者がイラスト画像を 1 から作成することは困難である.そこで,本研究では DCGAN を用いてイラスト画像の生成を行う.また,生成されたイラスト画像を別のニューラルネットワークに入力し変換を試みる.最初に生成された画像と処理を加えた画像の比較をし,考察を行う.
著者
宇田 一成 樋口 仁美 土井 悠子 今井 則夫 原 智美 杉山 大揮 米良 幸典
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
vol.43, pp.P-246, 2016

【目的】<br>中期皮膚発がん性試験は投与局所(皮膚)における発がん性評価を目的とし、従来の長期発がん性試験と比べ、使用動物の削減(Reduction)、大幅な試験期間の短縮などのメリットがある。近年では従来医薬品の塗布剤や貼付剤への剤型変更、新製剤または効能追加などによる製品寿命(LCM)の延長戦略により、投与局所(皮膚)の発がん性評価が可能な中期皮膚発がん性試験が用いられている。<br>昨年、中期皮膚発がん性試験で用いるICR系マウスのIGS(International Genetic Standard)生産システムへの移行に伴い、同試験において使用している非IGSマウスとの皮膚腫瘤発生に対する感受性の影響について発表した(第42回日本毒性学会学術年会)。今回は雌雄のIGSマウスを用いて皮膚腫瘤発生に対する雌雄差について検討した。<br>【方法】<br>動物は7週齢の雌雄IGSマウス(Crl:CD1(ICR);日本チャールス・リバー株式会社)を用い、全動物の背部被毛を約2×4 cmの広さで剪毛した後、イニシエーション処置として7,12-Dimethylbenz[<i>a</i>]anthracene(DMBA)を100 µg/100 µLの用量で単回経皮投与した。<br>その1週後より、雌雄各20匹に陽性対照物質である12-<i>O</i>-tetradecanoylphorbol-13-acetate (TPA) を4 µg/200 µLの用量で週2回、19週間経皮投与した(TPA投与群)。また、イニシエーション処置1週間後より雌雄各20匹にアセトンを19週間反復経皮投与する群を設けた(陰性対照群)。<br>投与期間中は発生した皮膚腫瘤を経時的にカウントし、各群における腫瘤発生率及び平均腫瘤発生個数を算出した。<br>【結果・まとめ】<br>TPA投与群では、雌雄共に実験7週時より腫瘤の発生がみられ、発生率は実験18週時に100%に達し、腫瘤の発生時期並びに発生率に違いはみられなかった。また、投与終了時におけるマウス1匹当たりの平均腫瘤発生個数は雄で20.0個、雌で18.8個であった。なお、陰性対照群に腫瘤の発生はみられなかった。<br> 現在、背部皮膚に発生した腫瘤の病理組織学的検査を進めており、その結果とあわせてIGSマウスの皮膚腫瘤発生に対する雌雄差について報告する。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6],
著者
渡部 成江 森谷 [キヨシ] 角田 矢野 悦子 阿岸 祐幸
出版者
日本生気象学会
雑誌
日本生気象学会雑誌 (ISSN:03891313)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.27-34, 2009-03-01
参考文献数
22
被引用文献数
1

温泉保養地において,天然温泉入浴並びにさら湯入浴対照実験を行い,天然温泉水がもたらすストレス軽減効果を検討した.実験期間は 2004 年 11~12 月,被験者は 57~67 歳の健常な女性 8 名であった.両実験ともに全身入浴用ポリウレタン製の袋に 40℃の天然温泉水,またはさら湯を満たして温泉の浴槽に入れ,水質のみが異なり他の環境条件を同一にした.被験者に入浴を 10 分間,出浴後は 28&ndash;29℃で 30 分間半臥位での安静をとらせた.天然温泉入浴の結果,入浴中に脳波感性スペクトルの「喜び」,「Comfortable」,「Good Mood」値が上昇し,心地よい感情の高まりを示し,出浴後の「リラックス感(MCL)」はさら湯入浴に比べて高い傾向であった.出浴後の平均皮膚温変化を比較すると,天然温泉入浴はさら湯入浴に比べて保温効果が高かった.天然温泉入浴はさら湯入浴よりも感情改善,保温,ストレス軽減効果が大きいと考えられる.<br>
著者
Ryota Hikiami Hodaka Yamakado Shinsui Tatsumi Takashi Ayaki Yuichiro Hashi Hirofumi Yamashita Nobukatsu Sawamoto Teruyuki Tsuji Makoto Urushitani Ryosuke Takahashi
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
vol.57, no.13, pp.1917-1919, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)
参考文献数
10

We herein report a 15-year-old girl who developed rapid progressive muscle weakness soon after the third injection of a bivalent human papilloma virus (HPV) vaccine. Although immunotherapies were performed for possible vaccine-related disorders, she died of respiratory failure 14 months after the onset of the disease. A genetic analysis identified a heterozygous p.P525L mutation of the fused in sarcoma (FUS) gene, and a histopathological analysis was also consistent with FUS-associated amyotrophic lateral sclerosis (ALS) without any evidence of neuroinflammation. We concluded the diagnosis to be FUS-ALS, although we cannot completely rule out the possibility that the vaccination worked as a trigger.
著者
鏡 ますみ
出版者
鳥羽商船高等専門学校
雑誌
鳥羽商船高等専門学校紀要 (ISSN:03879283)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.11-18, 2008-02

The aim of this essay is to read Thomas Deloney's "The Queenes visiting of the Campe at Tilburie with her entertainment there"(1588) in relation to what is stated / what is left unstated by the narrator of the work, and to investigate the poet's strategies for raising the morale of the English people in general as well as the soldiers. Deloney sets up a narrator "I", who narrates the Queen's visit from an omniscient position as if he is giving a live report from Tilbury The narrator sometimes tactfully withholds specific narration about courtiers and the military and provides vaguely delineated images instead; and he sometimes adds realistic touches by directly quoting the Queen's statements at the camp. By this, he successfully creates an idealized, but reality-based realm with the Queen at its centre. The work does not literally follow historical events, and the poet carefully mixes vague narrative and the people's or soldiers' misgivings with the Queen's assumed speeches, and thereby creates his own version of the Tilbury legend. The technique of what is stated or left unstated by the narrator increases both the recipients' sense of trust towards the Queen and national unity in the face of the approaching enemy.