11 0 0 0 OA 俚言集覧

著者
村田了阿 編
出版者
皇典講究所印刷部
巻号頁・発行日
vol.中巻 明治32 こ−に, 1900
著者
柴山 元彦 平岡 由次 池田 正
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. 第III部門, 自然科学・応用科学 (ISSN:13457209)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.9-14, 2005-09-30

兵庫県神戸市などに位置する六甲山地の花崗岩体において自然放射線量率(地表γ線)の測定を行った。測定地点は、六甲山の花崗岩分布地域で124点である。測定結果の平均値は80.3±22.8nGy/h、となり、これらの値は日本の花崗岩の平均値(73±24)と比べると少し高い。Γ線量率の強度分布は岩体の北西部に向かって次第に高くなる傾向がみられた。また、六甲山体中に領家帯と山陽帯の花崗岩の境界線が存在しγ線量率に顕著な差が生じた。領家帯に属する花崗岩の平均γ線量率は54.6nGy/h、山陽帯に属する花崗岩の平均γ線量率は85.1nGy/hとなった。この傾向は大阪府においても同様な傾向が報告されている。
著者
田口 ローレンス吉孝
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.213-229, 2017 (Released:2018-09-30)
参考文献数
33
被引用文献数
2 2

「日本人」/「外国人」の二分法に還元されない「混血」「ハーフ」と呼ばれる人々は, 政府・メディアの言説や学問領域においてしばしば不可視化されている. しかし, かれらの存在は日本社会における歴史的背景の中で立ち現われ, 時代ごとに多様なイメージや言説が付与されてきた.本稿では, オミとウィナントが用いた人種編成論の視座を援用し, 時期区分と位相という枠組みから戦後日本社会における「混血」「ハーフ」の言説編成を整理し, 節合概念によってその社会的帰結を分析した. 第1期 (1945-60年代) において再構築された「混血児」言説は, 第2期 (70-80年代) に現れた「ハーフ」言説の人種化・ジェンダー化されたイメージによって組み替えられることとなる. 第3期 (90-2000年代前半) では「ダブル」言説を用いた社会運動が展開されるが, これらは当事者の経験を十分に捉える運動とはならなかった. 第4期 (2000年代後半-) には, これまでの「ハーフ」言説が多様化し, 現在の日本社会でナショナリズムや新自由主義, そして当事者によってその意味づけが再節合されつつある. 歴史的な言説編成の中で「混血」「ハーフ」と名指された人々への差別構造が通奏低音となって温存される一方, 当事者の運動によってこれらが可視化され始めている状況を明らかにした.

10 0 0 0 OA 葉隠

著者
山本常朝 著
出版者
三教書院
巻号頁・発行日
vol.上, 1937
著者
安藤英由樹 渡邊 淳司 杉本 麻樹 前田 太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.1326-1335, 2007-03-15
被引用文献数
9

人間の平衡感覚(重力感覚や加速度感覚)に人工的に影響を与える方法として前庭電気刺激が知られている.前庭電気刺激は耳の後ろ(頭部乳様突起部)に装着された小型電極から微小電流を流すだけで,装着者に物理的な加速度を与えることなく平衡感覚に対して影響を与えることが可能であり,小型軽量インタフェースとして実装が可能である.本論文では,インタフェースを実装するうえでの設計指針を記すとともに,インタフェースとしての応用について,装着者への情報支援,前庭感覚付与による没入感・臨場感の向上,前庭感覚を含めたコミュニケーション,という3 つの視点から実現例を含めて示す.Galvanic Vestibular Stimulation (GVS) is known as a method of giving influence on sense of equilibrium. The vestibular system is stimulated by a weak current through an electrode placed on the mastoid behind the ear. Using GVS, we can realize a small and concise interface for affecting vestibular sensation. In this paper, we describe design theory of proposed GVS interface and novel applications from the following point of views, firstly information support, secondly improvement of sense of presence, thirdly communication media.
著者
河野 貴美子 樋口 雄三 小谷 泰則
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.210-215, 2001-03-01

それぞれ気功法の異なる気功師3名に対し、その受け手を約4kmの遠隔地に配し、気の送信および受信における両者の脳波変化を調べた。開始前安静40分の後、40分の実験時間帯の間に3回送気を行った。1回の送信時間は5分〜10分で、その時間帯は送信側の実験者が送信者に指示し、受信側は被験者も実験者も40分の開始、終了を知らされるのみである。終了後、再び安静を40分計測し、残留効果を検討した。その結果、α波振幅およびピーク周波数の時間経過に、送信者と受信者の間で近似的な変化の傾向がみられた。送信時と非送信時との間には有意な差はみられなかった。
著者
樋口 雄三 河野 貴美子 小谷 泰則 林 義貢 樋口 博信 佐藤 眞志 百瀬 真一郎
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.216-222, 2001-03-01

気功法の異なるレベルの高い気功師3名により遠隔送気を行い、約2〜4km離れたそれぞれ2名づつの受信者における静脈血中のコルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、β-エンドルフィンなどの変動を測定した。遠隔送気40分後において血漿コルチゾール及びノルアドレナリンが有意に減少し、アドレナリンも減少傾向を示した。これらのことから受信者はストレスが緩解し、リラックスし、交感神経活動水準が低下していることが考えられる。遠隔送気時においても対面時と同様な変化が認められ、遠隔送気が受信者に何らかの影響を及ぼしていることが示唆された。
著者
深井 喜代子 大名門 裕子
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.3_39-3_46, 1992-07-01 (Released:2016-03-31)
参考文献数
26

88名の健康な学生(男27名,女61名,18-37才)を被験者として,注射針刺入部としてよく選択されている三角筋,前肘,手背各部の皮膚痛覚閾値を,タングステン製(直径140μm)の刺激毛を用いて痛点分布密度を測定する方法で調べた。その結果,三つの皮膚領域とも,痛点分布密度(prick painとdull painの総数)は男性より女性の方が有意に大きかった(平均痛点数:男,7.6-11.0/4mm2,女,10.2-12.2/4mm2)。部位別では,手背部(男,7.6±4.7/4mm2,女,10.2±4.2/4mm2),三角筋部(男,9.1±5.0/4mm2,女,10.7±4.4/4mm2),前肘部(男,11.0±4.1/4mm2,女,12.1±3.3/4mm2)の順で痛点分布密度が小さかった。この傾向は注射針刺入時の鋭い痛みに相当するprick painのみの分布に着目しても同様であった。このような痛覚閾値の部位差,性差について考察した。本実験の結果から,看護者は,健康な青年層では,女性は男性より痛覚閾値が低いこと,そして手背部の閾値は比較的高いことを考察して注射や採血を行うべきであると結論した。

9 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1945年01月24日, 1945-01-24