著者
加藤 繁
出版者
社会経済史学会
雑誌
社会経済史学 (ISSN:00380113)
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.694-696, 1934-09-15 (Released:2017-12-28)

1 0 0 0 OA 享保撰要類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[17] 六ノ上 蔵地商床道鋪下水之部并高積之事,
著者
松田 雄二
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.662, pp.735-740, 2011-04-30 (Released:2011-07-29)
参考文献数
10
被引用文献数
4

In this paper, 8 group homes for seriously handicapped people in Tokyo are researched. Facility operators' attitudes toward facility management and residents' behavior are researched, in 2006 and 2008. The results are as follows: 1) Group homes for seriously handicapped people needs more space than group homes for mentally handicapped people. 2) In these group homes, many of residents are with mental handicap. 3) Preferences of spaces differ according to physical and mental situations of residents. 4) For people with serious physical handicaps, it would be very difficult to live in conventional group homes for mentally handicapped people.
著者
三橋 富子 田島 真理子
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.216-222, 2016 (Released:2016-07-01)
参考文献数
26
被引用文献数
1

水の硬度が緑茶浸出液の嗜好性に与える影響について,溶出成分の分析と官能評価を行って検討した。浸出液中の白色沈殿は硬度の上昇に伴って増加した。浸出液の水色は硬度の上昇に伴って黄色味が強くなり,明度が低くなったため,濃色化した。浸出液中のエピガロカテキンとエピガロカテキンガレートの濃度は硬度の上昇に伴って小さくなった。ビタミンCも同様に硬度の上昇に伴い顕著に低下した。浸出液中の遊離アミノ酸,カフェインおよび遊離糖は浸出液の種類による有意差はなかった。 官能評価で,Filetteで淹れた緑茶浸出液は蒸留水で淹れたものに比べて有意ににごりと甘味が強く,有意に好まれた。
著者
石原 堅司 西納 春雄 時岡 ゆかり 吉村 俊子
出版者
同志社大学
雑誌
言語文化 (ISSN:13441418)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.[55]-67, 2010-08

論文(Article)本研究は2008年度に関西地区の6大学、約880名の学生を対象に実施した英語力実態調査の結果を報告するものである。1994年度に実施された英作文実態調査と同じテストやアンケート用紙を使用し、15年間で学生の英語力や教育環境がどのように変化したかを比較、考察する。最後に、調査結果を基に、現在の大学生に対する効果的な英語教育の方向性を提案したい。This study examines the changes that have occurred in Kansai-area college students' English ability during the fifteen-year period between 1994 and 2008. In 1994 a survey of the English skills of approximately 1000 students was conducted at seven Kansai-area universities. A similar survey was conducted in 2008, involving 880 students from six Kansai-area universities. The tests and questionnaires used in the two surveys were the same. The results of the surveys were compared in order to assess any changes that might have occurred in the intervening fifteen-year period. Several suggestions for improving English education for current university students are offered.

5 0 0 0 OA 病草紙

著者
土佐光長 画
出版者
楽春院 写
巻号頁・発行日
1854
著者
山本 輝太郎 石川 幹人
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.5-8, 2018-03-25 (Released:2018-07-01)
参考文献数
5

たとえばPISA(OECD 生徒の学習到達度調査)では,生徒が習得を目指す科学的リテラシーに関して,科学・技術に関する議論に積極的に参加できる態度の形成が望ましいとしている.また,議論を建設的に行うために,誤った論法=誤謬に陥らないようにすることが重要である.そこで,筆者らが構築・運営している「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」におけるコメントを事例とし,科学が関与する議論においてどのような誤謬がみられるかについて分析した.結果,議論を閲覧する第三者に向けて自身の主張の正当性を演出するような誤謬が多くみられた.これを,現代社会におけるネット上での議論に特有の問題として位置づけ,こうした方面を重点的に学習する教材開発を目指している.
著者
知花 徹也 土井 昭二 鳥居 善也 矢野 奉紀 神谷 秀明
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.35 Suppl. No.2 (第43回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.C1401, 2008 (Released:2008-05-13)

【はじめに】現在、アキレス腱炎の治療についての報告は安静、固定(テーピング)、足底板、手術というものが主流を占めている。果たしてこれらの治療のみで根本的な症状の解決は得られるのであろうか。今回、安静、固定などを行わずに運動療法により良好な結果を得られた症例について報告する。【方法】運動部に所属し運動中、運動後にアキレス腱に疼痛を認める10代女性に対し動作分析(片脚立位、45cm台昇降動作、hip up)、Active SLR testにより筋出力、各筋の協調性の左右差を比較した。患側では健側と比較し片脚立位、45cm台昇降動作にて体幹の患側への側屈、knee inを認めた。圧痛所見はアキレス腱内側に強く認める。それに対し安静指導は行わず、体幹筋、股関節周囲筋の運動療法を、筋出力、協調性の制限因子がTightnessによるものである場合stretchを指導した。【結果】運動療法、stretch指導から2週間で体幹側屈、knee inは改善し、圧痛所見は認めるものの動作時痛はほぼ消失する。【考察】運動時に体幹の患側への側屈やknee inにより、距骨下関節の回内が起こり、アキレス腱内側に伸張ストレスが加わる事により炎症所見を増悪させていると考える。体幹の患側への側屈、knee inの主な原因は、殿筋群の筋出力低下、体幹を安定させた状態で股関節を運動させるのに必要な腸腰筋や体幹深層筋の機能低下によるものであると考える。殿筋群の筋出力低下は、股関節外旋筋のTightnessにより中殿筋後部線維、大殿筋の筋長が短くなっており、その状態での収縮を行っていたために生じたと考える。それにより、股関節、骨盤帯を安定させることが出来ず骨盤の側方移動が大きくなりknee inが、それによる立ち直り反応や代償動作にて体幹の側屈が起こり、結果、体幹深層筋の機能低下が生じたと考える。本症例の場合、それらに対する運動療法により、体幹の側屈、knee inが改善されたことが症状の改善に繋がったと考えられる。【まとめ】アキレス腱炎において局所の炎症所見の原因が体幹筋、股関節周囲筋の筋出力、協調性の低下によるところもあり、必ずしも安静は必要でなく、運動療法により症状をコントロール出来ることが示唆された。現状、アキレス腱炎のバックグラウンドには、練習量の増加によるover use、睡眠などの休息時間の減少、痛くても練習を休みたくないという患者本人の強い気持ちなどがあると思われる。理学療法士として、安静という決断は本当に正しいのであろうか。発表内容の検討は大いに必要であるが、安静やテーピングによる対症療法ではなく、運動療法などによる根治療法を目指していくべきであると考える。

1 0 0 0 OA 釈氏二十四孝

著者
日峰
出版者
村上勘兵衛
巻号頁・発行日
1670

日蓮宗の瑞光寺住職で、親孝行で評判の高い元政上人の編著。『二十四孝』に倣って和漢の親孝行の僧侶の略伝を記したもので、本朝の僧7名は『元亨釈書』から、中国僧17名は『高僧伝』『続高僧伝』『宋高僧伝』『五灯会元』など十書ほど江戸初期の版本から抜き出したものである。承応四年一月の自序をもつ。元政三十三歳の時の著。元政の著作の殆どを刊行した村上勘兵衛が元政上人の死後の寛文10年に刊行したもの。元政と勘兵衛は深い関わりを持ち、勘兵衛の位牌が元政庵の位牌堂にある。(岡雅彦)
著者
鈴木 紀雄 井上 貴之 永井 覚 丸太 誠
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.547-552, 1999-06-01
参考文献数
2
被引用文献数
3

鉄筋コンクリート造柱一フラットスラブ接合部の周囲に配筋されたフープ筋の効果を調べることを目的とした実験を行った。その結果,水平力方向のスラブ筋に巻いたフープ筋は変形能力を向上させること,水平力に直交する方向のスラブ筋に巻いたフープ筋は,ねじり強度と変形能力を増大させることが明らかとなった。