1 1 1 1 OA 陰徳太平記

著者
香川正矩 編
出版者
犬山仙之助
巻号頁・発行日
vol.合本4(巻61-81), 1911
著者
南 篤志 劉 成偉 田上 紘一 松本 知之 Jens Christian Frisvad 鈴木 秀幸 石川 淳 五味 勝也 及川 英秋
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
巻号頁・発行日
pp.Oral34, 2015 (Released:2018-10-01)

ペニトレムA(1)は、Penicillium crustosumなどの糸状菌から単離されたインドールジテルペンである(図1)1。同菌は、酸化度や修飾様式が異なる構造類縁体{ペニトレムB-F(2-6)}に加えてパスパリン(7)2、PC-M5(8)、PC-M4(9)なども生産する3, 4。1は、パキシリン(10)やアフラトレム、ロリトレムなどの多くのインドールジテルペンと同様に7をコア骨格とする一方、インドール環上にある4-6縮環骨格や8員環エーテルなど他のインドールジテルペンではみられない特徴的な構造を有する(図1)。その特異な化学構造は有機合成化学者からも注目され、4については全合成も達成されている5。一方、その生合成については、標識化合物の投与実験などから1-6が生合成後期における酸化的修飾によって構築されると推定されていたものの6、骨格構築機構については不明であった。最近我々は、麹菌異種発現系を用いることで17種の遺伝子が関与するペニトレム生合成マシナリーの解明に成功し、特徴的な骨格構築機構を含む生合成経路の解明に成功した7。本討論会ではその詳細を報告するとともに、我々が改良してきた麹菌異種発現の有用性についても議論したい。ペニトレム生合成遺伝子クラスターの同定 ペニトレム生合成マシナリーの解明へ向け、生合成遺伝子の探索を試みた。予想生合成中間体である7の生合成に関与する遺伝子(paxGCMB)8を指標としてペニトレム生産菌(P. simplicissimum9)のドラフトゲノムデータを精査したところ、ptmGCMBを含む15個の読み枠から構成される生合成遺伝子クラスター(cluster 1:図2)を見いだした。しかしながら、酸化的な修飾反応を触媒する酵素遺伝子が明らかに不足していたため、遺伝子クラスターの分断が示唆された。分断した遺伝子クラスターを同定するためにRNA-Seqによる発現解析を生産/非生産条件で行ったところ、4種の酸化酵素遺伝子と1種のプレニル基転移酵素を含む遺伝子クラスター(cluster 2:図2)を新たに見いだした。1と同じ分散型生合成遺伝子クラスターはfusicoccin10、austinol11などで報告されているが、いずれも類縁化合物の相同遺伝子もしくは経路特異的な遺伝子を指標としてゲノムデータから探索されたものである。これに対して本結果は、植物由来の天然物と同様、発現解析が糸状菌天然物における分散型遺伝子クラスターの同定において有効であることを示す結果であると考えている。 麹菌異種発現系を利用したペニトレム生合成マシナリーの解明 最近我々は麹菌を宿主とした異種発現システムに着目し、代表的な糸状菌由来二次代謝産物であるインドールジテルペン7,8,12、テルペン13、ポリケタイド14の生合成マシナリーの再構築と物質生産を行ってきた。本手法の特徴は、①導入した遺伝子の確かな機能発現、②生合成経路の同定と物(View PDFfor the rest of the abstract.)
著者
Saori Yamamoto Tasuku Nagasawa Koichiro Sugimura Atuhiro Kanno Shunsuke Tatebe Tatsuo Aoki Haruka Sato Katsuya Kozu Ryo Konno Kotaro Nochioka Kimio Sato Hiroaki Shimokawa
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
pp.0959-18, (Released:2018-10-17)
参考文献数
16

Anderson-Fabry disease (AFD) is a rare X-linked disorder caused by deficient activity of the lysosomal enzyme α-galactosidase A (α-GAL A). We herein report 10 cases of AFD in 5 families (3 men and 7 women) that were found to have a specific common mutation in R301Q (G-to-A transition in exon 6 [codon 301] resulting in the replacement of a glutamine with an arginine residue). We evaluated their clinical characteristics, residual enzymatic activity, and plasma concentrations of globotriaosylsphingosine (Lyso-Gb3). Although all 10 cases had cardiac and renal manifestations in common, their clinical manifestations were markedly divergent despite the same genetic abnormality.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1704, pp.106-109, 2013-08-26

ソフトバンクが5月に開催した新商品発表会で、孫正義社長は重要な発言をした。米アップルからスマホ「iPhone(アイフォーン)」の日本における独占販売権をいち早く得て、スマホ市場を作った孫社長自らが、スマホの壁に言及したのだ。 NTTドコモやKDDIもスマホ…
著者
利部 慎
出版者
長崎大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01 (Released:2014-04-04)

本研究では、世界的にも新しい年代トレーサーであるクリプトン85(85Kr)を用いた湧水・地下水の年齢を、従来の測定システムの改良により、高い時間分解能で推定することに成功した。熊本地域や都城盆地などの複数の研究地域で現地調査を実施し、一連の分析手法の確立と85Kr法の実用化に成功した。さらに他の年代トレーサーと同時に用いて年代推定のクロスチェックを実施することで、85Kr法の有効性の検証も行うことができた。地下水の流動過程における弱点のない85Kr法の確立により、年代測定分野に新たなインパクトを与える研究となった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1068, pp.30-35, 2000-11-27

世界35カ国に営業、研究開発拠点を展開している中国を代表する情報技術(IT)企業。そう聞いて通信機器メーカー、華為技術(広東省深マ市)のオフィスを訪ねた。そこに現れたのは、まだスーツ姿にも初々しさが感じられる青年だった。 若いはずだ。聞けば、通信機器の販売を統括するこの胡勇・執行副総裁は27歳だという。大学を出て華為に入社したのは1996年。
著者
萬田 正治 奥 芳浩 足達 明広 久保 三幸 黒肥地 一郎
出版者
公益社団法人 日本畜産学会
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.521-528, 1989-06-25 (Released:2008-03-10)
参考文献数
12

牛の色相の識別能力の有無を,牛の学習能力を利用した動物行動学的手法により検討した.そのため二叉迷路型の学習装置を用い,供試牛の前方左右に正•負刺激の色パネルを提示し,配合飼料を色パネルの後方に置き,供試牛が正刺激の色パネルを選択した場合にのみ,配合飼料が摂食できるよう学習訓練した.色パネルの左右交換は乱数表によりランダムに行ない,1セッション20試行とし,適合度の検定により,正反応率が80%以上に達した場合,供試牛はその学習実験を完了したとし,その供試色を識別出来たと判定した.供試色には有彩色として赤,緑および青の3色,無彩色として灰色を用いた.供試牛には鹿児島大学農学部付属農場入来牧場生産の牛5頭を用いた.まず赤色パネルを正刺激,灰色パネルを負刺激とした実験では,2~18セッションでいずれの供試牛も正反応率は80%を超えた.同様に緑色パネルを正刺激,灰色パネルを負刺激とした実験では1~31セッションで,青色パネルを正刺激,灰色パネルを負刺激とした実験では,2~13セッションで80%を超えた,次に赤,緑および青色の有彩色同士の実験においても,赤色と緑色パネルの識別実験における3号牛を除き,供試牛はいずれも1~16セッションで正反応率は80%を超えた.次に紫外線を除去した条件下で赤色パネルを正刺激,緑色パネルを負刺激とした実験では,供試牛はいずれも4~5セッションで80%を超えた.以上の結果より,いずれの供試牛も色相を識別出来る能力を有していることが明らかとなった.
著者
白井 宏樹 小堀 正人
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.129, no.1, pp.51-55, 2007 (Released:2007-01-12)
参考文献数
8

バイオインフォマティクスは,各種生物情報を情報科学的手法によって整理や解析をすることで,生物学上の重要な知見を抽出したり,またそれを促進させる研究分野である.様々な生物情報がフリーで入手可能な今日,バイオインフォマティクスは分子生物学研究や創薬において重要な役割を担っている.本稿では,創薬におけるバイオインフォマティクスの現状と問題点,および将来への展望を記述した.とくにバイオインフォマティクスによる仮説立案の役割について,研究2例を紹介し,その重要性と問題点を記述した.