著者
上田 晶美
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.137-151, 2012-03-20

本稿では、公的機関の行なっている以下の代表的な3つの大学生の就職率調査について検討する。1「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(厚生労働省・文部科学省)、2「学校基本調査」(文部科学省)、3 各都道府県労働局の就職率である。1については厚生労働省担当者に直接疑問点を尋ね、聞き取り調査を行った。世の中に官民併せ多くの就職率調査がある中で、これらの3つの調査を選び研究することとした理由は、国や都道府県の行うものとして信頼度が高く、新聞紙上などでもひときわ大きく扱われ、国民への影響力が大きいだけでなく、国の就職対策の予算の根拠となっているものが含まれているからである。 大学生の就職の現状は、1990年代のバブル崩壊後、長期間にわたって厳しい状況が続いており、我々、大学教育現場にいるものにとって、憂慮すべき課題となっている。若年者の就職難は大学だけにとどまらない大きな社会問題であり、教育現場だけで解決できるものではなく、これまで以上に官民一体となった就職支援対策を講じることが必要であると思われる。そのためには、根拠となる「現状の把握」が不可欠であり、大学生の就職率を正確に調査することが大前提になる。ところが、本稿でとりあげるこの3つの調査は、国の調査という信頼度の高いものにも関わらず、また、同じ省庁が関与しているというのに、一見したところ調査結果の数字は大きく食い違うものとなっている。調査対象の選び方やいわゆる「就職率」の計算方法、特に調査ごとに計算式の分母がそろっていないことが主たる要因であると推定できる。本稿では、これらの調査を有効活用できるものにするために、それぞれの調査の調査対象の選び方や「就職率」の計算方法の特徴を検討した上で、大学生の就職支援対策にとってより有効な調査とするための改善策を提案する。
著者
大竹 文雄 小原 美紀
出版者
日本犯罪社会学会
雑誌
犯罪社会学研究 (ISSN:0386460X)
巻号頁・発行日
no.35, pp.54-71, 2010-10-01

本稿では,失業率が犯罪の発生率に与える影響を,1976年から2008年の時系列データおよび,1975年から2005年までの5年毎の都道府県別パネルデータを用いて実証的に分析する.時系列データを用いた犯罪の発生率は,失業率が上昇すると上昇し,人口あたり警察官数が増えると減る.しかしながらこの関係は犯罪種別で異なる.県別パネルデータを用いた分析でも類似の傾向が確認されるが,失業率の上昇よりも貧困率の上昇が犯罪発生率を高める影響が大きいことが分かる.両データを用いた分析により,犯罪の発生率が,犯罪の機会費用と密接な関係をもつ労働市場の状況や所得状況,警察などの犯罪抑止力と整合的な関係にあることが示された.
著者
文部省宗教局 編
出版者
文部省宗教局
巻号頁・発行日
vol.第16輯, 1926
著者
田井 郁久雄
出版者
日本図書館研究会
雑誌
図書館界 (ISSN:00409669)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.286-300, 2008-01-01

公立図書館における「選書ツアー」についての論争は数年に渡って続き,現在もなお論議の対象となっている。しかし,肝心の詳しい実態は報告されず,図書館現場にどのような影響があったのか,どう役立ったのかという,実証的な分析や報告はなされていないし,実施自体も広がっていない。本稿では実態を置き去りにして論議ばかりが過熱してきた「選書ツアー」をもう一度実務として実証的に検証することにより,実際の選書について,そして「選書論議」のあり方について考えてみる。

11 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1944年03月20日, 1944-03-20

23 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年05月07日, 1924-05-07
著者
岡田 斉 萩谷 久美子 石原 俊一 谷口 清 中島 滋
出版者
文教大学
雑誌
人間科学研究 (ISSN:03882152)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.87-96, 2009-03-01

Many recent studies have suggested that deficits in dietary-based omega-3 poly unsaturated fatty acids may make an etiological contribution to mood disorders and that supplementation with omega-3 poly unsaturated fatty acids may provide a treatment strategy (Hagg, 2003; Parker, Gibson, Brotchie, Rees, & Handzi-Pavlovic, 2006; Vaddadi, 2006). However, a few studies did examine the relationship between daily food intake and mood disorders. Thus, we surveyed students with regard to these relationships. Two hundred and forty eight university students completed the SDS and eighty item food appetite survey. Results showed that low-depression group tended to favor fish and deep yellow vegetables more than the high-depression group. These results suggest that a preference for fish and deep yellow vegetables relates to depression. Antioxidative effects of these foodstuffs may facilitate antidepressive effects of omega-3 poly unsaturated fatty acids.
著者
デュンダル メルトハン
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.233-265, 2007-01

論文はじめに1 帝国主義の道を歩む日本とイスラーム世界2 オスマン皇族と日本3 トルキスタン皇帝アブデュルケリム皇子おわりに

14 0 0 0 OA 摘み細工指南

著者
山田興松 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1909