著者
辰巳 健一 中埜渡 丈嘉 三浦 勝巳 成田 隆広 神 和夫 眞柄 泰基 橘 治国
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
環境工学研究論文集 (ISSN:13415115)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.257-266, 2002-11-14 (Released:2010-06-15)
参考文献数
14

The Toyohira River, the source for Sapporo's waterworks, receives inflow discharged from mines and hot springs. The concentration of potentially hazardous substances in such inflow is high for some flow regimes, which raises concerns related to water quality management. We conducted a water quality survey during and after rainfall (Aug. 21-24, 2001). Rainfall totaled 79 mm. This report reviews the movement of arsenic identified from its runoff characteristics based on continuous observation of water quality during the rainfall. Dissolved arsenic was found to showpoint-type discharge (distilled) whereby the concentration decreased according to the increase in discharge. Suspended arsenic was found to show a non-point-type (outflow) discharge, as was true for suspended solids. Arsenic stored in thesilt and clay of bottom sediment at normal times is tracted by the turbulent flow that occurs during rainfall, becomes suspended, and flows down in high concentration.
著者
笹塚 諒 浜崎 活幸
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.57-59, 2018-08-01 (Released:2018-08-31)
参考文献数
6
著者
中島 義一
出版者
日本地理教育学会
雑誌
新地理 (ISSN:05598362)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.1-15, 1962-09-25 (Released:2010-02-26)

以上の記述を要約すれば, 次のとおりである。1) 従来の城下町研究が中以上のものに偏っていたことにかんがみ, 一万石級の小城下町研究を企てた。2) 一万石城下町は関西・関東に最も多く, 遠ざかるほど減少する。 関東では東関東に多い。3) 小藩においては新田藩の例のように強力な領国経済は成立しなかった。4) 一万石級の大名の家臣団は80戸ぐらいが標準である。 この程度を顧客としては商工業者の成立はほとんど期待できない。5) そのため, 他の機能を兼ねない一万石級城下町においては, 商工業者は僅少で非都市的な集落であった。 他の機能を兼ねる場合, 相当数の商工業者をもつことがあるが, これは他の機能のために成立したものと考えるべきである。6) 一万石級の城下町では維新後, 士族が離散して農村に還元したものもあるが, 後年まで旧観を留めたものもある。 その差違の要因として東京への近接度, 藩の土着性の強弱, 地元での就業機会の有無を考えた。7) 小規模ながら城下町としての計画的な町割りが行なわれていた。 町屋は武家屋敷と完全に分離している場合と下級士族と混住する場合とがあった。
著者
山根 承子 山本 哲也
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.1D4OS22a3, 2018-07-30

<p>ビニール傘に仕掛けを施すことによって、盗難を防ぐことができるのかを実証した。施した仕掛けは、名前シールを貼る、アニメキャラのシールを貼るなどの簡便なものである。これらの傘を大学構内の傘立てに置き、約3ヶ月にわたって実験を行った。</p>
著者
米谷 民明
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.231-235, 2017-04-05 (Released:2018-03-30)
参考文献数
12

南部力学と南部ブラケットは,通常のハミルトン形式の拡張として,南部が1973年に提唱した新しい力学形式である.その概要と意義を非専門家向きに解説する.また,弦理論およびM理論との関連,影響についても簡単に触れる.
著者
菅本 晶夫
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.236-239, 2017-04-05 (Released:2018-03-30)
参考文献数
18

南部の豊かな発想の源を求めて,2002年8月1日に筆者が南部と交わした議論を紹介する.その中に南部が最晩年に流体力学に取り組んだ芽がある.南部流体力学を説明しながら,次に南部は何をしようとしていたかを,浅薄を顧みず筆者なりに推察する.
著者
西岡 千文 杉田 茂樹 山中 節子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.109, pp.2007, 2018-08-31 (Released:2018-09-07)

本稿では2018年2月にカリフォルニア大学サンディエゴ校,同ロサンゼルス校,カリフォルニア工科大学,南カリフォルニア大学の大学図書館で実施したインタビュー調査に基づき,米国の大学図書館でのオープンアクセスならびに研究データ管理の支援について報告する。
著者
高井 渉
出版者
一般社団法人 電気設備学会
雑誌
電気設備学会誌 (ISSN:09100350)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.470-473, 2012-07-10 (Released:2014-09-01)
参考文献数
1
著者
田近 淳 大津 直 乾 哲也
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.122, no.1, pp.23-35, 2016-01-15 (Released:2016-04-15)
参考文献数
40

北海道,厚幌1遺跡で発見されたマウンドについて,トレンチ壁面の観察・記載から地すべり移動体であることを示し,その運動過程を検討した.マウンドは,主に樽前d降下火砕堆積物(Ta-d:8-9ka)起源の軽石層・岩片層・腐植層から構成され,Ta-d上位の腐植層を覆い,樽前c降下火砕堆積物(2.5-3ka)に覆われる.縦断方向の壁面では,マウンド堆積物の下底に腐植およびそれとロームの混合層からなる非対称変形構造やデュープレックスが認められた.また,堆積物にはリストリック正断層に類似した非対称伸長構造が見られた.これらのセンスはマウンドが背後の山腹から移動して定置したことを示す.このような未固結で成層した火砕物の地すべりは地震動によって引き起こされたと考えられる.14C年代と層序関係から,このマウンドを形成した地すべりの発生は補正年代で約4,600yBP以降から約2,500yBP以前までの間である.この年代は石狩低地東縁断層帯馬追断層の最新活動期と重なる.
著者
中川 光弘 宮坂 瑞穂 三浦 大助 上澤 真平
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.124, no.7, pp.473-489, 2018-07-15 (Released:2018-08-18)
参考文献数
39

石狩低地帯の西方には支笏-洞爺火山地域が位置し,後期更新世から大規模な爆発的噴火が続いている.これらの噴出物は石狩低地帯に多数のテフラ層として堆積しており,古くからテフラ層序学・年代学に関する多くの研究が行われてきた.それらの結果,支笏-洞爺火山地域では約13万年前頃から洞爺火山で活動が開始し,その後にクッタラ火山,そして支笏火山と活動が波及し,カルデラ形成噴火が続発したこと,さらにそれらのカルデラ火山の活動に並行して,背弧側では羊蹄山や尻別岳の活動があったことが明らかになっている.今回の巡検では代表的な露頭を巡り,北海道の更新世および完新世の主要な指標テフラとテフラ層序を紹介するだけではなく,最近の研究成果による詳細な噴火履歴および代表的噴火の噴火様式についても議論する.
著者
江川 拓也 山梨 高裕 冨澤 幸一
出版者
公益社団法人 日本地震工学会
雑誌
日本地震工学会論文集 (ISSN:18846246)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.1_352-1_364, 2016 (Released:2016-01-28)
参考文献数
29

本報は、特殊土でありながら既往の液状化判定法では特別な取り扱いがされていない火山灰質土の液状化特性の把握と評価を目的に、1993年北海道南西沖地震と2003年十勝沖地震で火山灰質地盤の液状化が確認された地点またはその近傍において実施した原位置調査および室内土質試験結果から考察を行った。その結果、現行の液状化強度比RL推定式では、火山灰質土のRLを過小評価しており、現行のRL推定式への新たな係数や補正値、または、火山灰質土特有のRL推定法が必要であることを明らかにした。
著者
大竹 孝明 高後 裕
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.109, no.9, pp.1535-1540, 2012 (Released:2012-09-05)
参考文献数
13

アルコール性肝障害の病態はエタノール代謝による肝細胞の生化学的変化から代謝異常を呈し,肝脂肪化,酸化ストレス,脂質過酸化がおきて発症,進行する.本稿では慢性飲酒にともなう脂質代謝を中心とした代謝異常,酸化ストレスの発現メカニズムを概説し,さらに酸化ストレスを促進する環境因子である食餌内容と病態との関連,肝障害に対する飲酒とメタボリック症候群との相加・相乗効果に関して述べる.
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.125, no.1, pp.29-33, 2005 (Released:2007-02-02)

本記事に「抄録」はありません。
著者
高田 義人
出版者
日本古文書学会
雑誌
古文書研究 (ISSN:03862429)
巻号頁・発行日
no.52, pp.1-21, 2000-11
被引用文献数
1

12 1 0 0 OA 姓氏家系大辞典

著者
太田亮 著
出版者
国民社
巻号頁・発行日
vol.第2巻, 1944
著者
田中 隼人
出版者
日本動物分類学会
雑誌
タクサ:日本動物分類学会誌 (ISSN:13422367)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.16-27, 2018-08-31 (Released:2018-08-31)
参考文献数
71

This study reports the taxonomy, ecology and evolution of interstitial Ostracoda (Crustacea). Taxonomy and ecology of interstitial ostracods from river mouth were discussed. High salinity tolerance of the interstitial ostracods living river mouth was proven by field distribution and laboratory experiment. The author hypothesizes that ancestral marine interstitial species which has high salinity tolerance have been migrated to the river mouth environment where salinity varies drastically. From the mating experiment of Parapolycope spiralis, multi-step of pre-copulatory behavior was observed: (1) the male captures the female by a sucker on the antennula; (2) the male clasps and maintains the mating position using the endopodite claw and the exopodite of the antenna; (3) the male makes contact using the distal part of the upper lip; and (4) copulation takes place. The male upper lip shows species-specific and largely diverged morphologies in the Parapolycope species. The specific contact stimuli might be caused by various shapes of male upper lip and then females discriminate a favorable mating partner depending on these stimulations. The author concluded the species-specific morphologies of male upper lip have evolved by female mate choice. In addition, this study provides a brief overview of several taxonomic studies on marine ostracods.
著者
大久保 遼
出版者
日本マス・コミュニケーション学会
雑誌
マス・コミュニケーション研究 (ISSN:13411306)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.209-230, 2011-01-31 (Released:2017-10-06)
参考文献数
30

This article analyzes the page layouts of photography magazines during the Russo-Japanese War, and it thus reveals the emergence of the "photographic construction of vision" in photography magazines, or the mutual referencing and montage between the photographs and the text on the same page. The page layouts of photography magazines are visually constructed not only by the photographs themselves but also by the relationship between the photographs and the text such as articles or captions. Such "photographic construction of vision" in these magazines is a historic phenomenon. Through an examination of the Records of the Russo-Japanese War (Nichiro senso jikki) and its special issue Photographic Pictorial of Russo-Japanese War (Nichiro senso shashin gaho), a study of the photography correspondents dispatched by these magazines, and a comparative analysis of the page layouts and the moving pictures of that time, this article reveals that the concept of photographic construction emerged in photography magazines around 1900. This finding can be confirmed by the following observations: (1) the editor's reflective consideration of photo editing, (2) mutual referencing between the photographs and the text, and (3) the photographic style of the montages used in the magazine. Finally, this article concludes that such photographic construction became more complicated and established in later periods, and that it came to be a precursor of the modernist movement in the 1930s and the war propaganda by means of photographs in the 1940s. Moreover, it caused distraction and lead to readers cursorily examining the relationship between the text and photographs without deconstructing this relationship.