著者
豊島 裕子 中村 晃士 西岡 真樹子 清水 英佑
出版者
公益社団法人日本産業衛生学会
雑誌
産業衛生学雑誌 (ISSN:13410725)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.70-78, 2005-03

アパレル産業は, 仕事で独特な芸術性を要求され, 残業時間が長く, 雇用状態が不安定で労働者の負荷となる要因が多く, 他の業種と比較して職業性ストレスが多い産業ではないかと考えている. そこで, 男性561人, 女性387人からなる某アパレル企業において, メンタルヘルスに関して産業医面談を受けた66人の社員を分析して, 報告する. 産業医面談を受けた社員は, 他の社員に比して, 労働時間が長く, 雇用条件が不良で, より芸術性を要求される職種の人たちであった. アパレル企業では, "Specialty store retailer of Private-label Apparel(SPA)"という業務システムを取り入れている. SPAでは, 社内ブランド同士の競争が激しく, ブランド内では1週間周期で新商品の開発, 縫製, 出荷をこなさなければならず, 労働者のストレス, 疲労は高まる. 以上より, アパレル企業は極めてストレスの多い職場と結論した. ストレスの多いアパレル企業のメンタルヘルス健康管理では, 産業医が面談で疑わしいと判断した社員は速やかに精神科に紹介すること, また産業医自身も問題を抱えた社員に対しては頻回に面談を行うこと, 職長は部下の休暇, 作業能率, E-メール送信時のマナーなどに気を配ることが重要と考える. 病欠していた社員が復職する際は, 短時間勤務から徐々に勤務時間を延ばしていく「慣らし出社」が, 円滑な復職に有効であった.
出版者
伊勢屋宗助
巻号頁・発行日
1872
著者
阿保 真 河辺 成和 長澤 親生
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.210, pp.77-82, 1999-07-22

小型で簡易な高層大気の新しい観測手段として、擬似ランダム変調方式バイスタティック流星レーダの開発を行った。CWレーダに擬似ランダム変調方式を用いることによって、電波の伝搬距離測定と干渉波の除去を実現できることを原理的及びシミュレーションにより明らかにした。また、擬似ランダム変調方式を用いることによりS/Nが改善されることがわかった。更に、GPS衛星による時刻同期等を用いたシステムのハードウェアの設計を行った。基礎実験では流星エコー数の日変化の測定を行った。
著者
小澤 正直
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.157-165, 2004-03-05
参考文献数
38
被引用文献数
1

古典力学は,過去の状態を完全に知れば,それ以後の物理量の値を完全に知りうるという決定論的世界観を導いたが,量子力学は,測定行為自体が対象を乱してしまい,対象の状態を完全に知ることはできないことを示した.ハイゼンベルクは,不確定性原理により,このことを端的にかつ数量的に示すことに成功したといわれてきたが,測定がどのように対象を乱すのかという点について,これまでの関係式は十分に一般的ではなかった.最近の研究により,この難点を解消した新しい関係式が発見され,これまで個別に得られてきた量子測定の精度や量子情報処理の効率の量子限界を統一的に導く第一原理の役割を果たすことが明らかになってきた.

4 0 0 0 OA 金太郎の誕生

著者
鳥居 フミ子
出版者
東京女子大学
雑誌
日本文學 (ISSN:03863336)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.12-46, 1984-09-30

我々が幼い頃から親しんでいる金太郎、あの、おかっぱ頭で、朱色の裸体に「金」の字の入った腹がけをつけ、足柄山の山奥で鉞(まさかり)をかついで熊にまたがり、動物を相手に相撲をとるという、力持ちで愛らしい金太郎は、どのようにして生まれたのであろうか。その誕生の過程を辿ってみると、説話的要素の演劇化、演劇的世界の文芸化・童話化の道筋をみることができる。長い年月を経て形成されてきた金太郎のイメージの定着のあとを追いながら、説話・演劇・文芸・童話のかかかり方を考えてみたい。
著者
福田 明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.76, no.12, pp.1289-1292, 1993-12-01
参考文献数
10
被引用文献数
5

夜空に輝く流れ星もユニークな通信手段として役立っている
著者
藤原 孝之
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.1-5, 2006 (Released:2006-04-11)
参考文献数
28
被引用文献数
2 2
著者
Lee J. D. Gomi H. Hase Muneaki
出版者
American Institute of Physics
雑誌
Journal of applied physics (ISSN:00218979)
巻号頁・発行日
vol.106, no.8, pp.083501, 2009-10-16
被引用文献数
1 3

Using the nonperturbative many-body time-dependent approach, we investigate the nonequilibrium dynamics of the coherent longitudinal optical phonon-plasmon coupled (LOPC) modes in a polar semiconductor and explore their coherent optical control and eventually the carrier mobility of the semiconductor. The basic idea for a control of the carrier mobility is to manipulate the ultrafast dephasing of the coherent carrier-relevant LOPC mode. We theoretically propose two possible options to realize the idea and reach the final goal. One is to optimize a semiconductor by finely balancing two kinds of carrier densities by chemical doping and optical doping (or photodoping), where the relaxation of the coherent carrier-relevant LOPC mode would respond in a (weak) singular way. It is found that, in this way, the carrier mobility could be enhanced by a few tens of percent. The other is to optimize the optical pumping laser. In this option, the pulse train creating pure virtual carriers through the below-band-gap excitation would be incorporated for an optical pumping, which can make possible the dephasing-free dynamics of the coherent carrier-relevant LOPC mode. The carrier mobility can then be efficiently controlled and dramatically enhanced by synchronizing the pulse train with its coherent oscillation. This might imply one of ultimate ways to control the carrier mobility of the semiconductor
著者
花屋 達郎 宮川 道夫 林 豊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
巻号頁・発行日
vol.96, no.401, pp.55-60, 1996-12-12

本研究では,ヒトの様々な顔特徴こ対して発火するサル大脳ニューロン群,いわゆる「顔ニューロン」の研究成界を,ヒト顔画像からの特徴抽出処理こ応用した個人識別法を提案し,ニューラルネットワークを用いた識別法との比転,検討を行った.具体的こは,入力された顔画像から顔ニューロンが個人特徴として識別に利用する特徴をコンビュータで,自動抽出,(1)パタ-ン認識こよる個人同定方法とニューラルネットワークを用いた識別方法(2)学習パラメータに顔の距離要素を学習させたもの(3)距離要素中で髪の要素を除レ,たものさらに(4)顔ニューロンの特徴を用いたニュートラルネットワークの識別法による34人から顔画像の同定実験を行いその結果を示す.