出版者
日本労務研究会
雑誌
労働基準
巻号頁・発行日
vol.49, no.12, pp.12-13, 1997-12
著者
菱本 明豊
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.39-46, 2010 (Released:2017-02-15)
参考文献数
36

アルコール依存とアルコール関連問題は医学・医療上の課題と社会・経済的課題とが複雑に絡み合い,きわめて広範囲・多岐にわたる分野からの解明,解決が急がれている。この項ではアルコール依存の生物学について概説した。アルコール依存の生物学的基盤はドパミンが介在する報酬系システムとグルタミン酸神経伝達系が介在する脳の可塑性, 記憶,学習の機構との相互作用が重要であると考えられている。
著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2017-09-25

3331 Arts Chiyodaで2017年9月25日に開催されたC-HUB(コンテンツ事業創造HUB)主催のセミナー「コンテンツツーリズム、その先へ」で用いた発表用スライド。
著者
堀田正敦 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[160],

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1898年07月25日, 1898-07-25
著者
黒田 吉孝
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.15-24, 2003-05-30 (Released:2017-07-28)

本研究は初期言語発達にある自閉症児の大小概念の獲得の特徴を検討した。本研究では具体的「対」概念と抽象的「対」概念という考えを導入してこの問題を検討した。前者では、「お父さんと赤ちゃん」の人形(実験3)と、「お父さんと赤ちゃん」の言葉(実験2)が呈示された。後者では、「大きいと小さい」の言葉(実験1)が呈示された。それぞれの実験で、子どもは大きい対象を選択する必要があった。自閉症児は幼児群(平均生活年齢4:5、平均発達年齢3:1、平均発達指数69)と学齢児群(平均生活年齢14:5、平均発達年齢3:9、平均発達指数27)からなっていた。対照群は、発達年齢が2歳代と3歳代の健常児と知的障害児であった。自閉症幼児群は健常幼児群よりも成績が劣っていたが、反応傾向は健常幼児群や知的障害児群と似ていた。一方、自閉症学齢児群は、3課題とも他の群よりも成績が悪かっただけでなく、特異的な傾向をしめした。また、各実験において、彼らの中に大きい対象を選択せずに対象の名前を言うケースが比較的多くみられた。自閉症学齢児群における大小概念獲得の困難さの原因にこのような反応が関係していることを指摘した。本研究ではさらに初期言語発達にある自閉症児の具体的な「対」概念と抽象的な「対」概念の関係についても考察を加えた。
著者
小野沢 隆
出版者
Historical Society of English Studies in Japan
雑誌
英学史研究 (ISSN:03869490)
巻号頁・発行日
no.26, pp.173-183, 1993

This study attempts to examine the aspects, debated by modern historians in the U.S.A., of Tokugawa Japan. The academic foundation of Tokugawa Japan could be largely divided into two schools, namely the Norman line and the Reischauer line.<BR>The Norman line, influenced by the Japanese Marxist ideology, argued that Meiji Japan was undemocratic with its roots in the Tokugawa period. As a result, they tended to have a negative view toward the Tokugawa period. On the other hand, the Reischauer line, based on the modernization theory, claimed that the Meiji period brought upon a successful development for modern society. This thesis resulted in a positive view that Tokugawa Japan must have had a precondition relating to modernization.<BR>Although evaluated differently, both lines have recognized the existence of a link between the Tokugawa and the Meiji period. Therefore, the understanding of Tokugawa Japan seems to be determined by the evaluation of Meiji and what followed.<BR>This Tokugawa (traditional society) -VS.-Meiji (modern society) contrast shows the approach in which the American academic circle analyzes the Tokugawa period. What is needed for a better understanding of Tokugawa Japan will be a constructive dialogue between the Norman line and the Reischauer.

4 0 0 0 OA 諱訓抄

著者
兼良 [著]
巻号頁・発行日
1000
著者
伊藤 信成 越村 真帆 萩原 拓也 加藤 明音 ITOH Nobunari KOSHIMURA Maho HAGIHARA Takuya KATO Akane
出版者
三重大学教育学部
雑誌
三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 = BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice (ISSN:18802419)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.31-37, 2018-01-04

人工光により夜空が明るくなる現象は光害と呼ばれ、公害の1つと認定されている。光害の把握は生活環境改善の為に欠かせない。近年、照明機器としてLED の普及が進んでおり、夜空の明るさとともに夜空の色の変化が懸念され、その評価が求められている。夜空の色を評価する取り組みは僅少であり、本研究ではデジタル一眼カメラを用いて、夜空の明るさと色を評価した。主たる評価地点は熊野市近郊とした。その結果、夜空の色を統一的に評価するためには、カメラの色特性を補正する必要があること、熊野近郊の夜空の明るさは天体観測の好適地との比較から良好な環境であること、夜空が明るくなると夜空の色が青くなる傾向があることがわかった。またデジタルカメラ画像から夜空の色を求める手法の確立と測定精度評価ができたと考える。
著者
小西 行郎
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.231-235, 2016 (Released:2017-03-23)
参考文献数
16

ヒトは46時中リズムのなかで生きている。呼吸も心拍も運動も発声も睡眠もリズムを持っていて,そしてその始まりは胎児から。最近,こうしたリズムの発生と発達の異常に注目が集まっている。それは発達障害とりわけ自閉症スペクトラム障害(以下ASDと略す)といわれる疾患についてである。長い間社会性やコミュニケーションの障害と繰り返される行動の異常とが主体であるされ,行動観察などをもとに診断されてきたASDについて,最近では心拍数が多く,揺らぎが少ないこと,サーカディアンリズムの障害,コルチゾールの分泌など内分泌機能のリズムの障害,さらにはインスリンの分泌リズムの障害などがあることが報告されるようになってきた。つまり,個体内での細胞レベルでの同期現象の異常と個体間のリズム同期の異常などの生体機能リズムの障害がASDの本体ではないかと考えられるのである。こうした立場からASDの原因や症状の発生メカニズムをあきらかにすることは単にASDの診断や療育を変えるだけではなく,その疾患概念そのものを大きく変えることになるであろう。