著者
竹田 真帆人 廣井 善二
出版者
横浜国立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

ナノグラニュラー磁性体は、次世代の高密度・高機能磁気記録媒体として大きな期待を集めている。磁気特性を含め、これらの材料の諸性質は組織に強く依存すると考えられてきたが、X線回折法などの平均的手法が中心で磁性体の組織と物性に関する詳細な検討が十分になされていなった。本研究では、透過型電子顕微鏡とSQUID装置を組み合わせるとともに、バルク材料からナノ磁性体形成の方法を用いることにより、いろいろな磁性体分布の試料を作成して磁性体の構造、組織、組成と磁気特性の対応関係を明らかにした。また、従来流布してきた解釈の問題点を指摘し、磁気抵抗効果の新しい考え方を提出した。
著者
齋藤 由美子
出版者
現代文芸論研究室
雑誌
れにくさ
巻号頁・発行日
vol.2, pp.162-180, 2010-12-27

論文
著者
内山 真一郎
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.97, no.8, pp.1805-1808, 2008 (Released:2012-08-02)
参考文献数
10
被引用文献数
7 8

トルーソー(Trousseau)症候群は悪性腫瘍に伴う血液凝固亢進により脳卒中を生じる病態である.脳梗塞の成因の多くはDICに併発した非細菌性血栓性心内膜炎による心原性脳塞栓症と考えられ,原因となる悪性腫瘍は固形癌が多く,その中では婦人科的腫瘍が最も多い.皮質に多発する梗塞が多く,血液凝固マーカーの上昇を認め,原疾患の治療と抗凝固療法が必要となる.
著者
藤崎 夏子 尾辻 真由美 簑部 町子 肥後 あかね 後藤 隆彦 赤尾 綾子 三反 陽子 中村 由美子 田上 さとみ 中重 敬子 小木曽 和磨 郡山 暢之
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.666-669, 2013-09-30 (Released:2013-10-30)
参考文献数
5

糖尿病治療において,簡易血糖測定器での自己測定による血糖値のモニタリングは有意義である.様々な要因で測定値が影響を受けることが知られているが,外用品を原因とする報告は認められない.我々は,高濃度のアスコルビン酸と各種還元物質を含有した輸入ハンドクリームによって,血糖値が偽低値を示した2型糖尿病の症例を経験し,健常成人10名での血糖値への影響と簡易血糖測定器における比色法と酵素電極法との間での差異について検討した.血糖値は,クリーム塗布前に比して塗布後に,比色法で有意な低値(p=0.005),酵素電極法で有意な高値(p=0.005)が確認された.流水洗浄で塗布前と有意差の無いレベルに回復したが,アルコール綿での拭き取りでは不充分であった.血糖自己測定においては,還元物質を含有する外用品使用の有無についての問診や,それらの影響に関する知識と流水での手洗いの重要性の啓蒙が必要である.
著者
長﨑 励朗
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2012-03-26

新制・課程博士

3 0 0 0 OA 鉄道局年報

出版者
逓信省鉄道局
巻号頁・発行日
vol.明治37年度, 1909

2 0 0 0 OA 砲兵士官須知

著者
有阪成章 編
出版者
陸軍文庫
巻号頁・発行日
vol.3, 1878
著者
中村惕斎 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[7], 1695
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.847, pp.45-48, 1996-07-01

逆境にひたすら耐え,追い風をうまくつかんで運を呼び込む。厚い内部留保を蓄え,「石橋をたたいてわたる」手堅い経営。塩ビ,半導体ウエハーが世界で1位,シリコーンが3位に。1996年3月期,信越化学工業の連結売上高は5751億7500万円,経常利益は667億1600億円で2期連続の増収増益となった。自己資本当期利益率(ROE)は12.5%。
著者
山元 修 西尾 大介 徳井 教孝
出版者
産業医科大学学会
雑誌
産業医科大学雑誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.169-180, 2001-06-01
被引用文献数
1

セメントは土木・建築工業分野で広く用いられているが,水に溶けると強いアルカリ性を示す,感作性の強いクロムが微量含まれているという性質のため,セメントによる職業性皮膚障害は比較的多く発生しやすい.本稿ではセメントによる接触皮膚炎4例とセメント熱傷2例を報告する.患者の職業は左官業,トラック運転手,土木建設作業員であった.セメント皮膚炎例は,臨床的に手指に乾燥化,亀裂,角化性丘疹・紅斑あるいは急性浸出性湿疹像を呈していた.うち1例は顔面や躯幹,四肢にも皮疹が認められた.いずれの例もパッチテストにて重クロム酸カリウムに陽性であった.セメント熱傷例はいずれも長靴の中に侵入したセメントに長時間接触後,下腿あるいは足に難治性潰瘍を生じた.パッチテストにてクロムは陰性であった.コンクリート作業現場の視察にて,現在の作業形態あるいは作業着では,皮膚の防護が十分にできないことがわかった.実状に合った易作業性と防護性を兼ね備えた作業着・手袋使用の推奨,あるいは防護形態の工夫が望まれる.セメントによる皮膚障害のほとんどは,実際にセメントを扱う小規模事業場の労働者に発生していると思われる.このような労働者の皮膚障害に対する健康管理体制の確立のため,小規模事業場における健康管理の取り組みを目指した地域産業保健センターの活用が強く望まれる.
出版者
日本電気協会
巻号頁・発行日
vol.明治40年, 1912
出版者
日本電気協会
巻号頁・発行日
vol.明治45年, 1912

2 0 0 0 OA 藤沢幾之輔

著者
阿子島俊治 編
出版者
斗南書院
巻号頁・発行日
1936
著者
尾崎 晃
出版者
北海道大学
雑誌
北海道大學工學部研究報告 (ISSN:0385602X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.155-171, 1973-09-25