著者
北野 和彦 小林 亜樹
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:21888744)
巻号頁・発行日
vol.2019-GN-106, no.33, pp.1-8, 2019-01-17

単眼カメラによる撮影画像からの距離推定法として知られる DFF 法では,撮影フォーカス位置毎の像倍率変化が推定精度低下につながる.そこで筆者らは,撮影画像のみから像倍率変化率を推定する手法を開発し,推定精度を改善している.本稿では,DFF 法のもう一つの弱点であるエッジ部のボケの悪影響を回避するため,エッジ検出点が誤推定を及ぼす範囲を推定対象から除外する手法を提案する.実際に撮影した画像列から距離画像を推定し,その結果を精度の観点で性能評価を行い,提案手法の有効性を確かめる.
著者
松浦 俊輔
出版者
名古屋工業大学外国語教室
雑誌
Litteratura (ISSN:03893197)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.134-144, 1990-10-15
著者
松浦 俊輔
出版者
名古屋工業大学外国語教室
雑誌
Litteratura (ISSN:03893197)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.199-216, 1992-01-31
著者
松浦 俊輔
出版者
名古屋工業大学外国語教室
雑誌
Litteratura (ISSN:03893197)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.97-114, 1994-10-15
著者
中島 朋義 Tomoyoshi NAKAJIMA
出版者
公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)
雑誌
ERINA REPORT (PLUS) = ERINA REPORT (PLUS) (ISSN:24329304)
巻号頁・発行日
no.158, pp.30-34, 2021-02-22

文在寅政権の発足以来、2018年10月の韓国最高裁の元徴用工判決、同12月の海上自衛隊機に対する韓国海軍のレーダー照射事件、2019年6月の慰安婦合意に基づく財団の解散など、一連の出来事によって日韓関係は大きく悪化した。2019年7月の日本の対韓国輸出管理の強化は一般にそれらの一連の動きの中での一つの事象と見られている。しかし、日本の輸出管理強化とそれに対する韓国の反応が日韓の経済関係と世界の自由貿易体制に与えた影響は、これまでに類似の事例を見ないものと言える。日本の貿易政策の今後を展望する上で、日韓関係全般の動向とは独立した形で検討する必要があると考えられる。本稿では輸出管理強化に焦点を絞りその経緯とその及ぼした影響を整理した。
著者
牧野 久実
出版者
鎌倉女子大学
雑誌
鎌倉女子大学紀要 = The Journal of Kamakura Women’s University (ISSN:09199780)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.73-80, 2019-01

本稿は、伝統的な大木桶の建造に和船建造の技術、特に板の擦り合わせ技術が用いられたという仮説(牧野 2017)を検証する論考である。板の擦り合わせ技術に重要な材料となるのは槇の檎皮を縄状にした槇肌であるが、今回日本で唯一醤油大桶の製造を手掛ける職人に聞き取り調査を行い、かつては槇肌を用いていたことを確認した。 これまで竹釘のみで材を合わせ、漏れ出る醤油で材が膨らむことで合わせ目が閉じるということが定説だったが、今回得られた証言は醤油桶の建造のみならず、かつての槇肌の利用や製造に関してより広範囲に調べる必要を示唆する重要な証言と言える。これに関連して、槇肌の利用に関する現存資料や史料を整理した。