著者
伊藤 永悟 藤本 貴之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-5, 2013-11-25

近年,急速にスマートフォンが普及し,2016 年には,国内で出荷される携帯電話の 80% 以上がスマートフォンになると言われている.高機能なスマートフォンには,既存の携帯電話 (いわゆる,ガラパゴス携帯電話 『通称:ガラケー』) にはない様々な機能が具備され,パソコンいらずとまで言われる程度に利便性が高められている.しかしながらその反面,インターフェース設計やデザイン構造的に使いづらいと考える層はビジネスマンを中心に少なくない.現在では,通常の音声会話では 「ガラケー」,インターネット利用時では 「スマホ」 という使い分けをした 2 台所有者は多い.そこで,本研究では 2 台持ちによる不便性を解消するために,スマートフォンでガラケーの利用勝手を完全にシミュレートした 「スマホのガラケー化」 アプリケーションを実現した.We develop a system has feature-phone-style-interface on smartphone. Some workers have both a feature phone and a smart phone. This system makes less confusion for the workers. They can use similar input-interfaces on the both types of phones.
著者
石井 百葉 小山 美佳 小高 栄美 佐藤 千春 鈴木 剛紀 高橋 雅一 武内 八重子 立石 亜紀子 永峰 由梨 堀池 尚明 大学図書館職員研修ワーキング・グループ
出版者
国立大学図書館協議会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.86, pp.11-18, 2009-08

大学図書館職員研修「ad!ライブラリー~大学図書館効果的広報戦略~」は、平成20年度の国立大学図書館協会東京地区協会・関東甲信越地区協会の助成事業として開催された。異なる機関に所属する採用6~9年の職員をメンバーとするワーキング・グループが、この研修会を企画・運営した経緯を報告する。
著者
内藤 真理子 川原 玲子 井手口 博 上田 和茂 鶴田 靖 吉永 久秋 内藤 徹 木村 光孝
出版者
一般社団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.625-630, 1997

児童の食習慣を検討する目的で,北九州市内の公立小学校に通学する3年生から6年生までの児童,男児1,336名,女児1,248名,計2,584名を対象に,質問票による調査を実施した。<BR>「朝ごはんを食べない」と回答した児童は5%前後であり,平成4年度の調査結果と比較して著しい変化はなかった。「やわらかいものを食べる」あるいは「かたいものをあまり食べない」と回答した率は50%前後であり,全般に女児に高く認められる傾向にあった。「食べる速さがはやい」と回答した率は20%前後であり,男児の率が有意に高く認められた。「食べるときにあまりかまない」と回答した率は10%前後であり,男児に対して有意に高く認められた。「インスタント食品をよく食べる」と回答した率は15%前後であり,全般に男児に高く認められる傾向にあった。学年の上昇にともない,主食の中でごはんを「一番好き」と回答した率が上昇する傾向にあった。それぞれの設問における男女児間の回答の違いは,全般に6年生でその差が減少する傾向にあった。<BR>児童を取り巻く環境や状況の変化が食習慣に影響を及ぼすことが示唆されたことから,早期からの段階を追った「食育」の過程において,この時期に好ましい食習慣の確立をはかることが重要であると思われた。

1 0 0 0 OA ケアと分配

著者
山本 真理子
出版者
社会学研究会
雑誌
ソシオロジ (ISSN:05841380)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.91-107, 2013-02-28 (Released:2015-05-13)
参考文献数
16
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1035, pp.176-178, 2000-04-03

「陳総統好(陳総統ごきげんよう)!」——。3月18日午後9時20分、台湾の新総統に選ばれた陳水扁氏が姿を現すと、大通りを埋め尽くした数万人の支持者から大歓声が上がった。中華民族の歴史で初と言われる、選挙による政権交代。民主主義の勝利を祝うお祭り騒ぎは深夜まで続いた。 一方、国民党の党本部前では対照的な光景が繰り広げられていた。
著者
伊藤 智樹
出版者
社会学研究会
雑誌
ソシオロジ (ISSN:05841380)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.121-136,183, 2012-02-29 (Released:2015-05-13)
参考文献数
16

In his social theory, Arthur W. Frank explained that the body is often consideredproblematic in terms of its “functionality” (or “system”). However, considering itproblematic in terms of “actions” is more in line with a phenomenological approach,rather than a functional approach. The concept of the “communicative body”, in particular, is applicable to the case ofmany sick people who wish to communicate with others face-to-face: both verbally andnon-verbally. I observed communication in a few self-help groups. However, Frank, whoonly argued that the telling of “quest stories” is an ethical practice of the “communicativebody”, did not clarify the ambivalence between various illness narratives and the body. I observed as a group individuals suffering from Parkinson’s disease who wished tobe rehabilitated, and prepared a short ethnography of their group. In the participants’communication, their language as well as their bodies constructed their illnessnarratives, which were characterized by hard-working protagonists or their handicappedbodies. However, the relationship between an illness narrative and the body is notsimple. On the one hand, their bodies sustain their illness narratives that give them hope;on the other, their condition deteriorates and they feel that they are “getting worse”. The “body” is a very important element in the study of illness narratives; it sustains orhinders the construction of the narratives. Therefore, the “communicative body” is notan “idealized” one. The concept is applicable while observing the relationship betweenvarious illness narratives and the body, and considering how the body develops and failsin its style of usage when it suffers from a debilitating illness.
著者
三井 さよ
出版者
社会学研究会
雑誌
ソシオロジ (ISSN:05841380)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.91-107, 2008-05-31 (Released:2015-06-06)
参考文献数
15
著者
井上 治樹
出版者
日本生産管理学会
雑誌
生産管理 (ISSN:1341528X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.71-76, 2005

「複雑系」の企業経営論が提言するいくつかのメッセージのうち, 三つを前回取り上げた。本論では残りの提言について, やはり, 企業経営の実務面に照らし合わせて論評する。
著者
木村 啓子
出版者
尚美学園大学総合政策学部
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
no.13, pp.1-12, 2007-03

外国語を学習するにあたり、さまざまな学習ストラテジー(方略)を使用することが語学上達に効果的であると言われているが、本研究では2年度に渡る本学のニュージーランド短期語学研修参加者19名を実験群、同研修に参加しなかった本学学生24名を統制群とし、約3週間の英語圏滞在により、参加学生の英語学習ストラテジーの使用度に変化が認められるか、また変化があるとすると、その変化は学生に定着したものなのか、加えて、本学の被験学生はどのようなストラテジーを多く使う傾向にあるのかを言語学習ストラテジー調査(SILL)を用い、統計分析を施して調査した。結果は、研修前には学習ストラテジー使用度において統計的に同質であった両群が、研修後には実験群が統制群に比べ、ストラテジー使用度が有意に高くなっており、3週間の英語圏滞在により学生のストラテジー使用が活発になることがわかった。しかもその変化はある程度定着したものであるという結果が出た。また、本学の被験学生は記憶ストラテジーや情意ストラテジーよりも、補償ストラテジーを有意に多く使う傾向にあることが検証された。
著者
小薗 真知子
出版者
日本コミュニケーション障害学会
雑誌
聴能言語学研究 (ISSN:09128204)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.65-71, 1997-09-30 (Released:2009-11-18)
参考文献数
12

4名の失語症者に対し非言語的表現の訓練として絵を主体にした葉書(以下「絵手紙」)を描くことを指導した.4症例は非麻痺側の手を使い,十分に絵手紙を習得し,表出意欲の亢進と自発性の向上を認めた.郵送された絵手紙を受け取った患者の家族や友人等の喜びの反応が,患者の自信を増大させ,QOLを向上させたと思われた.今回の経験により,絵手紙の指導は失語症者の訓練法の一つとして有効に利用できると考えられた.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1936年10月21日, 1936-10-21

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年09月26日, 1934-09-26

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1933年11月22日, 1933-11-22