著者
山根 承子 松村 真宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

本研究は、時計の音がタスクパフォーマンスに与える影響をみた。 具体的には秒針の速度を操作できる細工時計を作成し、時計が速い場合と遅い場合のパフォーマンスの差を実験室実験により捉えた。 本稿では時計という、日常生活では特に注意を払うことのないありふれた刺激に焦点をあて、周囲の環境がパフォーマンスの向上に及ぼす影響を検討した。
著者
板舛 尚樹 本多 透 岡 夏樹
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

人間は過去の経験を利用して未来の状態を予測し、現在取るべき行動を決定していると考えられる。また、近い未来だけでなく、遠い未来を考慮して行動決定を行う場合が多々ある。本研究では近い未来の予測を繰り返すことによって、遠い未来の予測を行い、その予測情報を行動生成に利用する手法を提案する。提案手法を小型ロボットが物体を押して運ぶという実機実験に適用し、予測情報が行動生成に与える影響について考察する。
著者
小野 史貴 三澤 秀明 堀尾 恵一 大谷 泰志 土生 学 冨永 和宏 山川 烈
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

口腔内の白斑には前癌病変の白板症があるが,類似した症状の扁平苔癬と誤認する可能性がある.前者は白斑が均一であり,後者はレース状となる特徴があるが,初期診療を行う歯科医では判別が難しい場合がある.本研究では,口腔画像に基づき白斑形状を識別する診断支援システムの開発を行う.本稿では,ガボール特徴量を利用する効果について,識別実験を通してその有効性を検討する.
著者
西尾 典洋 内山 吉彦 深沢 佑樹 杉山 岳弘 竹林 洋一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

本稿では、インターネット番組制作における少人数型のスタジオにおいて、 スイッチャーが1人でスイッチング業務を行いながら、 複数台のカメラを操作して番組収録を行えるマルチカメラ撮影支援システムを提案する。 本システムではプロのカメラマンが持つ安定した画角の知識や、 複数台のカメラによる協調撮影のノウハウをシステム化することで、 経験が浅いユーザでも本格的な撮影業務をおこなうことができる。
著者
平山 力地 新美 礼彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

近年、大量の画像データを効率的に扱う方法として類似画像検索が注目されている。 SIFTは類似画像検索に用いる代表的な特徴量の抽出方法であり、画像の局所的な特徴に着目することによりスケールや回転変化に頑強という性質を持っている。 本論文では、SIFTはグレースケール画像を使うことで色情報が切り捨てられていることに着目し、SIFTに色情報を組み込んで検索精度の向上を図った。
著者
岡本 真 折田 明子 加藤 学 松野 将宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

神奈川県横浜の関内地域で行われている顧客主導で店舗間に紹介文化を醸成する取り組みを紹介する。この取り組みでは、経営学の事例分析に基づき、店舗同士が紹介しあうという「仕掛け」を導入することで、地域の活性化を図っている。
著者
峯島 宏次 岡田 光弘 佐藤 有理 竹村 亮
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

近年、論理学や人工知能、認知科学など様々な分野で、図形やグラフ表現に基づく推論の研究が進められている。特にオイラー図は、論理推論の補助手段としてインフォーマルに用いられてきたが、1990年代から現代論理学による体系的研究が始められた。本研究ではオイラー図に対する自然な操作を自然演繹を基に形式化し、その図形推論体系の特徴についてヴェン図との比較も含め、論理学及び認知科学の観点から議論する。
著者
松井 藤五郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

本論文では,複利リターン,つまり,リターンの幾何平均を最大化するための強化学習の枠組みである複利型強化学習を提案する.また,実験により複利型強化学習がいくつかの問題において有効であることを示す.
著者
堂坂 浩二 奥 梓 東中 竜一郎 南 泰浩 前田 英作
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

対話ロボットがユーザの思考を喚起することにより,コミュニケーションを活 性化する思考喚起型対話の研究を進めている.そうした対話では,ロボットが 対話状況に応じて適応的に話題を選択することにより,ユーザ対話意欲を向上 させることが重要となる.本研究では,思考喚起型対話において,ロボットの 選択話題に対するユーザ反応等の対話状況とユーザ対話意欲の間の関係を分析 した結果について報告する.
著者
保原 伸弘
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

経済社会の状況を反映した大衆消費文化の代表として、日本の平成期に流行ったヒット曲に注目し①旋律の方向ないし旋律輪郭、②旋律(音高)の範囲あるいは音域の広さ、③音域の相対的な位置とその年の経済状況との間に関係があることを示す。(1)①旋律の方向ないし旋律輪郭とはDIとの間に正の相関がある。(2)②旋律(音高)の範囲あるいは音域の広さと③音域の相対的な位置の変化は前の期の景況と負の相関がある。
著者
東藤 大樹 李 潤樅 胡 雪梅 毛利 貴之 岩崎 敦 横尾 真
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

オークションにおける無羨望性とは,誰も他の参加者を羨まない,という公平性の基準である. しかし,組合せオークションでは参加者の選好が複雑となるため,単一の参加者に対する羨望はなくとも,参加者の集合に対する羨望が存在しうる. 本論文では,組合せオークションにおける公平性の新たな基準としてエージェントの集合に対する無羨望性を提案し,この無羨望性を持つ組合せオークションメカニズムを議論する.
著者
工藤 文也 吉川 大弘 古橋 武
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

近年,多目的最適化問題(MOPs)に遺伝的アルゴリズムを適用した,多目的遺伝的アルゴリズム(MOGA)が,工学設計分野への応用などが行われ注目を集めている.工学分野では,良い解を得るだけでなく,得られたパレート解の解析を行い,設計者にとって有益な情報を抽出することが重要な課題となっている.本稿では,得られたパレート解の可視化により,設計変数の解析を行う手法を提案する.
著者
小田 淳一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

本報告はブレモンの構造主義的物語分析モデルを『千一夜物語』に適用したシロンヴァルのモティーフ索引から,人物間の報奨/懲罰という二項体系のモティーフ群をデータとして,それらの関係をネットワークで表すことを試みた.その結果,報奨/懲罰のような二項的関係性をネットワークによって明確に可視化出来ること,また次数中心性の出次/入次を,或る人物の動作主/受動主としての機能と読み替え得ることが明らかになった.
著者
三浦 佳世
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

漫画において運動する対象の運動方向、様態、速度感を有効に伝える手法としてモーションラインがある。多くの場合、オノマトペ(擬音語、擬態語)を伴う。しかし、実際には、速度感に関して言えば、オノマトペがその印象を規定していることを、ME法に基づく重回帰分析によって示す。速度感など、時間に関わる表現においては、言語の聴覚情報が絵画の視覚情報よりも優位性をもって統合されると考えられる。
著者
山田 雅之 諏訪 正樹
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

コーチングは非常に複雑なスキルである.本発表は大学アイスホッケー部コーチである筆者が,プレーヤーの夏休みを利用し,ミーティングを実施した実践報告である.具体的には,プレーヤーが映像を集めることにより,テーマへの理解や関心が高まるようなミーティングをデザインした.また,その過程でのコーチおよびプレーヤーのメタ認知をもとに,ミーティングという学習環境をデザインする「コーチング方法論」について検討した.
著者
久保田 敦 横野 光 高村 大也 奥村 学
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

本研究ではジャンル毎の特徴を用いた日本語テキストの文書校正手法を提案する。 提案手法では,既存手法で使用される文脈情報の特徴以外に,内容語に情報を付加 することで難易度や文体を考慮した校正を行う。 その結果,文脈情報のみでは解決できない訓練データに未出現の語に対する問題等に対して,付加した情報を用いて解決できることを示す。
著者
渡辺 尚吾 乾 孝司 山本 幹雄
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

我々は,一般のオープンなウェブ空間,特にブログ空間内のデータから, レビューサイトと同様な内容,すなわち商品ごとに構造化されたレビュー情報を自動抽出する研究を行っている.今回は,ブログ記事と商品を紐付けするために,言語処理技術によって,ブログ記事から商品を表す表現を自動抽出する手法を提案する.提案手法では,商品のカテゴリ情報を利用することで,機械学習に必要な教師データを自動収集し,学習に用いる.
著者
乙守 信行
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

ISWC「Semantic Web Challenge」などコンテスト形式での発表の場が増えてきている。これらコンテストは基礎研究とその成果を応用した提案、つまりアカデミックのシーズとインダストリーのニーズを繋げる場であり双方に次期課題をフィードバックする場ともなっている。本発表では海外を中心とした本分野に関するコンテストの課題や評価結果を分析しニーズとシーズ双方における次期課題の提案を行う。
著者
中渡瀬 秀一 大山 敬三
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

本発表では、大規模検索ログに含まれるキーワード構造の解析を用いて検索対象となる情報の主要なタイプを抽出する手法を提案する。事前調査によりクエリには特有の形式があることが判明しており、本手法ではこれを利用した。実験の結果、多くの専門サイトで扱われている情報タイプが抽出できることを確認した。
著者
有元 よしの 岡本 真 大向 一輝
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

2008年7月から3ヶ月ごとに全国各地で開催しているARGカフェ&ARGフェストを題材に、業種、職種、専門といったバックグラウンドが異なる人々、特に未知の人物同士が多い人々の間のコミュニケーションを促進し、コラボレーションへの発展を促す仕組みを論じる。 特に今回はJSAI2010での発表「ライトニングトークとパブでの立食パーティーによるコラボレーション促進の試み」以降の経過をまとめる。