著者
山中 淳彦 佐藤 雅彦
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.4_388-4_401, 1997-07-15 (Released:2018-11-05)

本論文では、代入を持つ関数型言語Λを提案する.この言語の定義を示し、操作的意味論がChurch-Rosser性や参照透明性のような良い性質を持つことを示す.次に、Λと[5]で提案された同様の関数型言語Λ94とを比較し、両者の間に成り立つ関係を調べる.Λの操作的意味論はΛ94のそれよりも簡潔に与えられており、そのためΛに対しては決定的な操作的意味論を自然に定義することができる.

言及状況

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Church-Rosser性については計算機科学系(関数型プログラミング言語)の文脈で重要そうなので軽くぐぐったところ、↓3章の証明は(ばりばりプログラミング言語側だが)並行簡約とその結果*を使ってて今回の証明と大枠同じ方針っぽい? https://t.co/XBe4HggxhP #論理学友の会

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