著者
深澤 透 堤 崇史 東海林 茂 荏原 絋 丸山 武紀 新谷 イサオ
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
日本油化学会誌 = Journal of Japan Oil Chemists' Society (ISSN:13418327)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.247-251, 1999-03-20

5種類の有機リン系農薬 (ジクロルボス, パラチオンメチル, マラチオン, クロルピリホス及びクロルフェンビンホス) を大豆油に添加し, 脱ガム, 脱酸, 脱色及び脱臭工程を行った後の精製油中の農薬残留量を測定した。得られた結果は次のとおりである。 (1) 脱ガム処理では原油中の各リン系農薬はわずかに減少した。 (2) 脱酸処理では脱ガム油中のジクロルボスは明らかに減少したが, 他の農薬は約80%以上残存した。 (3) 脱色処理では吸着剤による脱酸油中のジクロルボス及びクロルフェンビンホスの減少率はそれぞれ約70%及び60%であった。一方マラチオン及びクロルピリホスの減少率はそれぞれ約30%及び5%であった。パラチオンメチルは活性炭を含む吸着剤を用いると極端に減少した。 (4) 260℃の脱臭処理により全農薬が完全に除去された。 (5) 原油中のリン系農薬 (ジクロルボス, パラチオンメチル, マラチオン, クロルピリホス及びクロルフェンビンホス) は一般の精製処理により完全に除去されることを確認した。
著者
桂 三枝
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.979, pp.36-39, 2012-07-10

69歳の誕生日となる7月16日に「六代桂文枝」を襲名する桂三枝氏。寄席と市民生活に密着した商店街とを結び付ける知恵を絞り、街ににぎわいを呼び戻すことに成功した。(聞き手は本誌副編集長、浅野祐一)─2012年4月に完成した上方落語協会会館の建設に至った経緯を教えてください。
著者
坪内 佑樹 置田 真生 伊野 文彦 山川 聡 柏木 岳彦 萩原 兼一
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2012-HPC-133, no.31, pp.1-7, 2012-03-19

本稿では,重複排除ストレージのための SHA(Secure Hash Algorithm)-1 計算の高速化を目的として,SSE(Streaming SIMD Extensions) 命令に基づくスループット向上手法を提案する.提案手法は,異なる入力ファイルに対する処理が独立であることに着目し,SSE 命令によるベクトル処理および OpenMP によるマルチスレッド処理を併用する.実験では,単一ファイルを並列処理する既存手法と比較して 1.5 倍の速度向上を得ている.このときの実行効率は 93% に達し,計測したスループット 80 Gbps は PCI Express の実効帯域幅を超えている.したがって,重複排除ストレージにおける性能ボトルネックを除去できていると考える.
著者
宮崎 庄治 伊勢 眞樹
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.729-729, 2003

【はじめに】診療報酬本体が史上初めて引き下げられた2002年4月の診療報酬改定の中で、リハビリテーション(以下リハ)料も大きく体系が見直された。リハ部門は減収した施設が多い状況で、厚生労働省は「リハ全体では据え置きの改定」と説明してきた。その意味は二木によれば、_丸1_理学・作業療法の点数減を原資に言語聴覚療法の点数増と、_丸2_慢性期リハの点数・回数引き下げを原資に急性期リハの点数を引き上げたということになる。発症後早期からの急性期リハは手厚く評価されているといわれる中で、実情はどうなのかを当院の半年間のデータを提示して報告する。【現状】改定後の2002年4月から9月までの理学作業・言語聴覚療法のうち1単位を4月以前の簡単、2単位を複雑に換算し、各療法の件数を昨年同月と比較した。理学療法では、複雑と簡単の合計件数は9月を除いて昨年並みから昨年比最高20%増しと順調であったが、点数では逆に昨年を下回り昨年に比べ10%以上の低い値を示した。作業療法では、件数は昨年を上下しているが、点数は件数で昨年比17%増しの7月に昨年比1%アップした他は10%以上ダウンしている。言語聴覚療法は、件数では6月以外は昨年を1%から22%の範囲で上回った。点数では大きく昨年を上回り最高119%増しの値を示した。全体では、件数で昨年比17%増の7月に点数でも昨年を4%上回った以外は点数で昨年より4%から11%減となった。【考察】石川によれば、今回の改定では発症後90日までは厚生労働大臣の定める患者では早期加算料の上乗せと、70%の減額算定なしの制度により患者1人当りの診療稼動額の上限は7.0%から21.0%増加している。したがって計算上は発症後90日までの早期加算算定可能な患者に対し1日に個別6単位を実施すると、増収が図れる筈である。平均在院日数16.5日(02年9月度)の急性期病院である当院で、昨年に比し減収となっている原因は実はここにある。発症・手術直後の病状の不安定な時期に、ICUやCCUを中心にベッドサイドで行なう早期リハの対象者に、1日6単位の適応患者はほとんどいない。各療法における複雑(2単位)の割合は2002年9月では理学・作業・言語聴覚の順に18%、30%、36%である。 また、請求単位数に占める早期加算の割合は4月以降8月までの間で40%台を推移し、半分を超えない。開腹・開胸術後や骨折後など早期加算の対象疾患が拡大したとはいえ、神経難病や内科疾患は加算対象外である。【まとめ】4月の診療報酬改定後の、急性期病院におけるリハ部門の収益の動向を報告した。手厚く評価されていても昨年同月に比べ、実施件数は増加しているにもかかわらず収益では減収となった。全身状態の不安定な急性期の患者の特徴が影響している。また、容易に寝たきりになる恐れのある高齢者では、加算対象の疾患を見直す必要があると考える。
著者
蔵楽 正邦 大倉 与三郎
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.25, no.11, pp.790-794, 1976-11-10

有機リン系農薬4成分(パラチオン,メチルパラチオン,EPN及びメチルジメトン)の同時抽出,クリンアップ及びガスクロマトグラフ定量法を確立した.すなわち,10%クロロホルム含有n-ヘキサンで抽出し,濃縮後ガスクロマトグラフ(FPD検出器)に注入し,上記4成分を同時定量する.本法によれば,水質試料200mlにつき,定量下限は0.001ppm,又はそれ以下である.又,底質,産業廃棄物,工場排水などの汚濁の激しい試料の場合には,上記の濃縮液を活性化フロリジルカラムに注入し,2%アセトン含有n-ヘキサン,次いでアセトンーn-ヘキサン混合溶媒(1:2)で順次展開することによりクリンアップし,脱水,濃縮してガスクロマトグラフに注入する.固体試料(10〜20)g,排水200mlについてクリンアップ操作を経た場合の回収率は,前三者で(85〜95)%,メチルジメトンで(55〜60)%であった.
著者
Troussier Philippe 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1099, pp.68-71, 2001-07-09

問 同じフランス人である日産自動車のカルロス・ゴーン社長と比較されることが多いようですが、改革者として意識することはありますか。 答 ゴーン氏には何度かお目にかかったことがあります。私たちの最大の違いは、私には日本人の雇い主がいて、ゴーン氏は自らがボスである点でしょう。彼は日本で実績を上げ、本社に貢献すれば評価される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1045, pp.34-38, 2015-04-10

リスクを承知で、工事を続行しているところもある。大阪府枚方市の枚方寝屋川消防組合新消防本部庁舎もその1つだ。同庁舎には、19基の不適合品が使用されている。完成予定は今年5月で、3月20日の段階では内装の仕上げ工事が本格化していた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1059, pp.34-36, 2015-11-10

検査済み証がなく、確認申請時の図面と全く違う状態になっている─。そんな違法状態の戸建て住宅を、減築するなどして現行法規に適合させ、建築確認を申請。検査済み証を取得することで資産価値の向上を図った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.917, pp.62-67, 2010-01-11

環境問題や建設費削減など、様々な観点から、ストック活用の必要性が叫ばれている。既存建築の再生の事例やノウハウを紹介するシリーズ「ストック再生の時代」。第1回は、27年間の違法状態を是正した後、現行法規に適合させた大阪市の住宅「gather」を紹介する。 その住宅の建て主から、宮本佳明建築設計事務所(兵庫県宝塚市)に連絡があったのは、2004年5月のことだ。
著者
白石 隆
出版者
京都大学
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.262-266, 2003-09

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
[極東国際軍事裁判所 編]
出版者
極東国際軍事裁判所
巻号頁・発行日
vol.〔第1冊〕A部 第1章-3章, 1948
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1418, pp.36-39, 2007-11-26

IT(情報技術)ベンチャー社長の職をなげうって、社会起業家を目指した。「立派だね」「あいつは終わったな」。周囲からは嘲りの声が聞こえてきた。 駒崎弘樹氏(28歳)がNPO法人「フローレンス」を設立したのは3年前。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.10, no.9, pp.24-27, 2011-06-07

被災地の1日も早い復興のためには資金は1円でも多い方がよく、それには働き盛りの世代の積極的な協力が求められる。 寄付は決して、ただお金を差し出すだけの行為ではない。NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんは「寄付で得られるものは途方もなく大きい。自分の器を広げるチャンスと捉えてほしい」と話す(27ページにインタビューを掲載)。