著者
根本 和昭
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.545-547, 2001-12-25 (Released:2017-02-10)
参考文献数
4
被引用文献数
5

発色の異なるLEDは,発光する振動数に比例するエネルギー・ギャップを持つので,立上り電圧に達するまでは点灯させることが出来ない。そこで,数色のLEDの発光開始電圧(立上り電圧)を測定し,再結合の結果として放出される光子の持つエネルギーと振動数の関係をグラフに描くと,それらの傾きとしてプランク定数を求めることが出来る。量子分野の導入としては,3色程度の実験で充分であると考えられるが,ここでは8色のLEDを用いた測定を行った。

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へー、と思わず言ってしまった。 LEDの点灯開始電圧を測定するプランク定数測定装置 https://t.co/rIF11BGl7V LEDを用いたプランク定数の測定実験 https://t.co/FkrI7MqADp

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