著者
関澤 春仁 佐藤 真理 相原 隆志 村上 敏文 八戸 真弓 濱松 潮香
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.129-135, 2016-03-15 (Released:2016-03-15)
参考文献数
18
被引用文献数
5

カキのへたを経由した放射性セシウムの移行を明らかにするため,生育中のカキのへたに可溶性の137Csを含む水を添加し,収穫した果実の137Csを測定した。その結果,137Csを含む水を処理した果実の果肉中の137Cs濃度は無処理区よりも高く,また,生育前半期に果実内へ移行した137Csは,収穫期まで果実内に維持されていたことが明らかとなった。これらの結果から,生育期間中にへたに付着した可溶性の137Csは果実内に移行し蓄積することが示唆された。

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果物全般に拡げて捉えておくのが良さそうです。 【カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行】 https://www.jstage.jst.go.jp/article/radioisotopes/65/3/65_650303/_article/-char/ja/ RADIOISOTOPES 『カキのへたを経由した放射性セシウムの移行を明らかにするため,生育中のカキのへたに可溶性 ...

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カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行 科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE) https://t.co/kqFvDUSYUA

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