著者
吉田 志緒美 富田 元久 露口 一成 鈴木 克洋
出版者
Japanese Society for Infection Prevention and Control
雑誌
日本環境感染学会誌 = Japanese journal of environmental infections (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.109-112, 2009-03-25
被引用文献数
4

2007年12月1日から2008年1月31日までの期間に,外来受診患者の喀痰材料から分離された<i>Mycobacterium chelonae</i> 20株と院内環境から分離された<i>M. chelonae</i> 2株について,パルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)およびenterobacterial repetitive intergenic consensus PCR (ERIC-PCR)を用いた遺伝子多型性解析を実施した.すべての患者由来株は,院内環境由来株のうち,外来に設置されている服薬用飲料水供給装置由来株と同じ遺伝子型を持つ<i>M. chelonae</i>と判定された.したがって,服薬用飲料水供給装置を汚染源とした<i>M. chelonae</i>による疑似アウトブレイクの可能性が強く示唆された.<br>

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こんな論文どうですか? 病院内に設置された飲料水供給装置に起因する Mycobacterium chelonae による疑似アウトブレイク(吉田 志緒美ほか),2009 http://t.co/F5PIarhfc7
こんな論文どうですか? 病院内に設置された飲料水供給装置に起因する Mycobacterium chelonae による疑似アウトブレイク(吉田 志緒美ほか),2009 http://t.co/YxT9ldLU
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