著者
桑原 一良 桑原 直子
出版者
新見公立短期大学
雑誌
新見公立短期大学紀要 (ISSN:13453599)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.1-24, 2002-12-25

筆者らはハーンが自分の日本名に色々な意味を込めながらも,秘めた部分があったのではないかと推測をした。それは八雲が自分の名について多くを語っていないことや,いろんな場面に数の八を伏せている感があるからである。しかも,ハーンにかかわる多くの記号が八に収斂されていくが,このハーンの周囲にあふれる八は何であったのか。そこで「八雲名」に関わった諸々の記号をたどり,彼を囲んできた時間・空間が織りなした知を掘り返し,ハーンのこれまで見せなかった部分を浮びあがらせることをこころみた。

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こんな論文どうですか? <論稿>ラフカディオ・ハーンの名前に関する文化人類学的考察(その1)(桑原一良ほか),2002 http://id.CiNii.jp/J3KL

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