著者
加藤 均 古木 譲 長谷川 成男
出版者
日本顎口腔機能学会
雑誌
日本顎口腔機能学会雑誌 (ISSN:13409085)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.119-127, 1996-01-31
被引用文献数
30

硬い食品の咀嚼時に破砕を行う部位を確定するために, 試験食品としてストッピングを用い, これを舌上に乗せて任意の位置での噛みしめを行わせた.5回の噛みしめで, 噛みしめ部位は多くの被験者で一定していたので, これを主機能部位と名付けた.24側の被験例について主機能部位の観察を行い, 以下の結論を得た.1.主機能部位は多くの被験例で対合する上顎第1大臼歯口蓋側咬頭と下顎第1大臼歯頬側咬頭内斜面の間に存在していた。2.主機能部位は咬頭嵌合位において最も緊密な咬合関係を示す部位に一致していた.3.主機能部位は, 咬頭嵌合位での咬合関係の変化に伴って, 隣在歯あるいは頬舌的に同一歯牙の他の部位に移動した.

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こんな論文どうですか? 咀嚼時, 主機能部位の観察(加藤 均ほか),1996 http://t.co/ApZbEwwKp9 硬い食品の咀嚼時に破砕を行う部位を確定するために, 試験食品としてストッピングを用い, これ…
こんな論文どうですか? 咀嚼時, 主機能部位の観察(加藤 均ほか),1996 http://id.CiNii.jp/EkDEL 硬い食品の咀嚼時に破砕を行う部位を確定する…

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