著者
高部 英明 野本 憲一
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.84-92, 1998-02-05
参考文献数
51
被引用文献数
2

レーザー核融合研究の根幹を成す大出力レーザー技術は飛躍的に進歩し, それを用いた爆縮実験で太陽中心に匹敵する温度・密度のプラズマが実験室で生成されている. 高強度レーザーを用いることにより星の進化等で見られる高温・高密度の流体・輻射現象を実験室で研究することが可能となる. 本稿では, 宇宙物理, 特に星の進化に関するクリティ力ルな問題点の一部をレーザーを用いた模擬実験により解決し得る, という研究シナリオを模索しつつある現状について紹介する.

言及状況

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